曇り ときどき 雪
絵に描いたような冬の日 なにをやっても気が乗らないのですぐ手を止めて、ぼんやり外など眺めている。
こたつ、ストーブ、猫の寝息。これらがすべてのやる気を奪っていくけど まあまあ、いいよねこんな一日も。これも冬の楽しい過ごし方。
楽しいと言えば、後半から本気で楽しんでた大河ドラマも終わってしまって
結局、最後まで俳優さんの顔と登場人物名が覚えられず、若手のイケメン枠の方々の顔は区別がつかなかった。
道長の最期の時、同時に倒れた人物に「誰や?」と思ったし、まあいいかとも思った。もはや覚える気が無い。
女性はまあまあ区別ついてたけど、菅原孝標の娘って最終回に初めて出てきました?え?これだけで?かわいそうじゃない?
とか思いましたけど。最後に「源氏物語ってそういう話」よね、ってまとめてくれたというか。
とてもわかりやすい。(笑)
次々と登場人物が倒れていく中で、乙丸が最終回まで元気でいてくれてよかったです。
今回のはテーマ曲も好きでした。これは最初からそう思ってたので、テーマ曲のために見続けてた前半てかんじもある。
次の大河ドラマも面白そうかも。 戦い物はどうも苦手なので戦の無いドラマがいい。
そして、現代もののドラマも最近は見る気がしないので、もう大河ドラマくらいしか楽しみが無いって、ほんとに老境だわw
老境?ってなによ。 みけこさまも10歳
もう20年ほども前になるけれど、その頃「日本野鳥の会」に入っていた。
長野支部の会長さんが同じ市内にいらして、傷ついて自然に返せなくなった鳥たちの保護などもなさっていた。
その頃、うちもよくいろんな野鳥を拾ったり預けられたりしていたので
その鳥を会長さんのお宅に届けるためにお邪魔することがたびたびあった。
いつ行っても、どんな突然でも快く迎えてくださって、お世話している鳥たちも見せてもらった思い出がある。
この春、会長さんの訃報をきいて、ご葬儀の時、夫がお焼香をしてきた。
すぐ後で、奥様からお礼のはがきが届いて、娘のことも覚えていて「大きくなられたことでしょう」と添えられていた。
大きいも何も、もう30歳ですと苦笑しつつ、覚えてくださったことが嬉しくて当時のことがよみがえった。
年末に再びはがきが届いて、新聞で同じ苗字の中学生の名前を見たことや親戚ですか?との質問に
前のお便りにも何にも返信してないことが気がかりで、思い切って夫とともに、お宅に伺ってお線香を上げさせてもらった。
あの頃と同じように迎えてくださって、奥さんもお住まいもほとんど変わりないけれど、鳥も、犬も皆いなくなって寂しさは否めない。
ひとしきりお話して、あのころとてもお世話になったお礼なども伝えることが出来て、
いま、その娘も社会人になり勤め先でこんなものも作っているのでと持参した小冊子をお渡しした。
Pの本業は全く鳥と関係ないのだけど、環境事業関連の会社なので地域貢献的な施設が戸隠にあり小中学生の環境授業などで利用されているという。
そこで、鳥好きと蝶好き社員二人で そこで観察される野鳥と蝶の図鑑を作って(作らされて?)訪れた人に配っているらしい。
一応、これは娘が写真も文も書きましたと説明してきたけれど、昨日、再びはがきが届いて
「早速本を読ませていただき びっくり、娘さん○○様とかいてあるではありませんか
うれしかった 嬉しかった・・・涙が出ました よかったですね立派な本になり 親御様もうれしいことと思います」
あら? 先日はうまく伝えられなかったのかしら?と思うものの
名前を実際に見て、様々なことを思い出されたのかもしれない。
「学校には行っていないです」と公言してどこにでも連れ出していた。
それを咎めることはなく、暖かく接してくださった何人もの方のなかに、こうして本当は密かに心配してくださったことを
20年経って はっきりと知ることになった。