いつの頃も愛されて
生きてきた
太陽の下でのんびり生きてきた
いつの頃も不器用に
生きてきた
風の冷たい空き地で生きてきた
誰かに触れられると
傷つけて
傷ついて
体中から刺が出ていた
ある日目が覚めると
愛されて
愛されて
赤い花が咲いていた
生きてきた
太陽の下でのんびり生きてきた
いつの頃も不器用に
生きてきた
風の冷たい空き地で生きてきた
誰かに触れられると
傷つけて
傷ついて
体中から刺が出ていた
ある日目が覚めると
愛されて
愛されて
赤い花が咲いていた