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日記(12.02)温石のこと

2015-12-02 09:41:41 | 日常
12月2日   (水曜日)  曇り


使い捨てカイロが欲しい季節になった。
丁度そんな事を考えていたら・・・

新聞記事に・・・

「温石(おんじゃく)にしたり、食ったり あったかい」。
 江戸川柳だが、はて何のことかなと?

温石とはその昔、石を温めて布にくるみ懐の暖をとったもの。つまりカイロだ!な

実は石の代わりにコンニャクをゆでて使う人もいて、
似た句に「温石を何でも小僧食う気なり」がある。

温石と食といえば「懐石料理」もそれに由来する言葉だそうだ。
もともと懐石」とは
温石で腹を温める程度に空腹をしのぐ禅僧の粗末な食事
を指したという。


それが茶席での簡単な食事を表すのに用いられるようになった。
温石はやがてカイロに取って代わられたが、

歳時記で「懐炉」の副題を見るとなかに「懐炉焼」というのがある。

説明によれば懐炉常用者に見られる腹部などのやけどの痕で、低温やけど
に違いない。
俳句の季題にするくらいだから、さほど珍しくなかったのだろう
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さらに時代は移り、今や使い捨てカイロが手軽に使われる世となった。
だが低温やけどに注意が必要なのは以前と変わらない。

先日、消費者庁は高齢者に暖房器具などによる熱傷事故への注意を呼びかけたが、
近年多いのはカイロや湯たんぽによる低温やけどという。

そこでは使い捨てカイロを腰に貼り、電気毛布をつけて寝たところ
翌朝表皮がはがれるやけどを負ったお年寄りの例が挙げられている。

感覚が鈍くなって熱源と接する時間が長くなりやすい高齢者である。
くれぐれも低温だからと油断しないようにしていただきたい。とある。

この低温やけど、最近は使い過ぎで発熱したスマートフォンが
原因でなる例もあったのが一時話題になった。
こちらは歳時記とは無縁、とりわけ若い方もご注意いただきたい「スマホ焼」である。
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温石で検索してみたら黒い平べったい石が出ている。、
整体やアロマなどの分野で治療利用されているんだなあ~。知らなかった!

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当家の母親も寒がりでいつも”使い捨てカイロ”と”湯たんぽ”は常備だった。
カイロの買い物担当の私は毎週のように薬局通いだった。
なんで冷たいのかが分からなくって困ったものだったが、最近は少し理解できる。
低温やけども気ににならないほどの寒がりだったなあ~!

年が明ければすぐに十三回忌だ。
準備をしながらもうカイロがなくても寒くはないねえ~と
朝の御線香をあげている。
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