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日記(9.3)コラム「クリ材」

2017-09-03 12:20:03 | 日常
9月3日  (日曜日)  晴れ

そろそろ山栗の季節になった。
よく行く場所は3ケ所であるが、最近はそれを拾う面白味もだいぶ薄れてきた。
私の栗拾いの目安はキンモクセイの花香りが漂う時期には実も十分出来てきている。

そんなことを考えていたら
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コラムに
青森市の三内丸山(さんないまるやま)に富山県小矢部(おやべ)市の桜町、
そして金沢市のチカモリ



これらの縄文遺跡にはクリの木を用いた建造物跡が残る
チカモリは大木を半分に断ち割り、英国の「ストーンヘンジ」のように円形に並べていた。

▲最近の研究によれば、自然に植わっているクリの木を
切り出したのではないとみられている。
約5000年の昔にもかかわらず、
人の手で栽培し管理されていたようだ。
材木として、また実を食べるためである。

その生育は「桃栗(ももくり)三年」の言葉通りに早い。
 断ち割りやすい材質だが、水に強く腐りにくい。近代になると、
 防腐処理をしないままの
クリ材が、鉄道の枕木にたくさん用いられた。


▲食材の観点からは、天候にあまり左右されず安定して実をつける利点がある。
 勝手に落ちるので、「狩る」のではなく「拾う」だけでいい。
 そして栄養価は高い。このため、江戸時代には
 いくつもの藩が米などの不作に備えて栽培を奨励した。


▲作物としてのなじみ深さは日本にとどまらない。
 現在の産地は中国、トルコ、イタリア、スペイン、フランスなどに広がるが、
 中世の欧州では食料不足を救った。

 小麦に適さない山地や荒れ地に植え、粉を練った一種のパンやかゆが空腹を満たした。
 「貧者のパン」とも呼ばれたという

▲その立場は18世紀半ばに普及するジャガイモにとって代わられ
 今は菓子などで存在感を示す。

 古来、世界各地で命を支えてきたクリ。
 その歩みを思うと

 ほっくりした甘さがさらに味わい深く感じる。
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落ちた瞬間から虫が寄ってきて食べてしまうので
穴あきも多い。
★カサコソと 栗の実奏でる 森の中

いかし何故あのような花なのか?不思議だ!
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