新党に参加できた舛添氏の謎…
小さなブラックホールを作ったのが舛添氏なのかもしれない。と以前書いた。
なぜブラックホールという暗いイメージを持ったのかというと、舛添氏は比例代表で当選した議員先生だからだ。公職選挙法で「比例選出議員は同一選挙で争った政党に移動すれば失職する」という決まりがある。
つまり、舛添氏は”改革クラブ”という政党に参加した。ここで失職する筈だった。でもしっかりと今でも議員先生をやられている。なぜなのだろう？法律で決められているのにと思うむきも多いだろう。私だって、そう思った。
しかし、この法律にも抜け穴があったらしい。つまり離党した議員が選挙後に発足した新党に参加するのは例外措置であったのだ。つまり、舛添新党と声高に言っていたが、ちゃっかり”改革クラブ”に参加しても問題ないというのだ。
そして”改革クラブ”から違う党名に変更しても法的に問題になることはないという。
舛添氏は次期総理と呼び声が高くなっている昨今であるが、合法なら何でもありは民主党に限らずトリッキーなことをするものだと関心した。しかし、それも昔からあることではある。なぜならこの抜け道付き法律は確か自民党時代に作ったものだと思うからだ。
