Kudou's blog

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竜巻に思う。常ならずであり、危機は人事にあり。

2006-11-09 19:45:47 | インポート


竜巻に思う。常ならずであり、危機は人事にあり。


 11月7日午後1時25分ごろに、北海道の佐呂間町で竜巻が発生し、30人を超える死傷者が痛ましい。

 町総出のように、今,復旧が始まっているという。

 今まで竜巻が発生しないところに、発生した。同じようなことが何度も語られ,聞かされてきたように思う。地球温暖化が原因というが、その温暖化根本原因が人間とするなら、地球温暖化は遠因だろう、と思うが誰もそう言わないが、どうでもいいことだ。

 いや、なんでこんな事を言うかというと、コレも語り尽くされたことだが、人間の危機は天災などでなく、人事にあるからだ。
 プレハブ構造に問題はなかったのか。許可されて設置されたとて、その許可の設定条件自体に問題はないのか。想定外で予想外で奇想天外な災害とはいえない。かといって、発生予想は無理としたら,次に今回のように竜巻が発生しても被害を少なくする処置を国はプレハブ使用者などに即刻命令すべきじゃないのだろうか。それとも既にしているのか、良く聞こえてきてない。

 今回不幸にも、竜巻の災害に見舞われた方にはお見舞いを申し上げます。

 しかし、国や行政はそう頼れるものではないと、似た経験者として思います。次にすぐ移るべきです。竜巻はすでに過去のモノで、過去を追っても追いつ毛もしませんし,過去を取り返しもできません。
 失ったものもを「損した」から悲しいといつまでも嘆いていたら、今と未来まで損します。そう思って、風台風被害のとき、私は廃業しました。いまでも無職ですけどね…。
 けど、まだこないことは心配しない方がいいです。先の事を心配しても、その心配する先まで人生が有るか解らないですから、次の食事までの心配事を片付けるようにすれば、人生は十分なようです。

 昨日の生活が明日の生活ではないことは、みんな十分に知っているはずなのに、どうしてそう思えないが、いっとき災害に遭うと、人は常ならずを実感させられます。そこで、嘆くのか、そう言うモノだと淡々と目の前の事を処理して悲しみを後回しにするのかで、随分,損の度合いが違うように思えました。