ふと思う “あいさつ”

サラダボールの国、アメリカ。
いろーーんな文化を持つ人々が集まっている。
貧富の差も激しいし、常識・・・の捉え方が違う人もいたり。


“あいさつ”というのは基本中の基本で、私は知らない人にも普通に挨拶します。
(もちろん時と場合によりますが、人ごみなどでむやみにする訳ではありません)


オハイオに住んで11ヶ月。
ご近所さんはみんな良い人、でも挨拶しても無反応な人が1名？
そのおじさんは、うちの子ども達と年齢の近いお子さんのパパ。
朝、スクールバスを待つ時にお会いするのですが・・・

はじめて会ったのは去年。
『Good morning！』と声を掛けたが、無反応・・・？
日本にも、一見怖そうなおじさんっているでしょ。
悪気はないけど無愛想な人と言うか・・・そんな感じ。

そう、悪気はないのだと信じる事が大切なのです。

今年、フロルがキンダーに入り毎朝バス停に行くようなり、なんと！そのおじさんにも今年キンダーになる子がいて、毎朝バス停で会うようになったのです。

もちろん私は、相手が無反応でも挨拶は続けますよ。
視線が合わない人っているでしょ。そんな人なので「聞こえてないのかな？」っと思って、近くに言って挨拶したら「Hi」っとあまり動きのない挨拶を返してくれました。←しつこい？(~_~)

他のお母さんたちの挨拶の仕方も観察してると・・・
子ども達には「ヘイ！ガ～イズ！(Hi,guys!)」大人には「Hi,○○」と名前をつけて挨拶してくれます。その挨拶に聞き耳を立て、1度教えてもらった名前を思い出すのです。(名前を覚えるのが苦手で、書いてもらうこともあるほど)
もちろん挨拶の後に会話が始まります・・・私は聞き役。
(そんな元気なネイバー達でも、元気のないとき？はふらりと立ってる時もあります)

で、私も「Hi！」と挨拶するようになりました。(朝、学校へ行くと『Good morning！』が多いですね)
例の無表情のおじさんにも、出来るだけ近くに行って「Hi!」っと笑顔で挨拶！
そんなことを続けて・・・漸く笑顔で返してくれるようになりました。
毎日ではないにしても、約半年以上かな・・・

挨拶だけでなく、きちんとした生活を送るという事にも気をつけていました。
『日本人なんて、あやしい東洋人って思われてるわよ！』と別の話で耳にしたのを思いだし、怪しくない東洋人だと言う事をきちんと見せないと！！ねぇ。

そしてもっと嬉しい事に、そのおじさんの子ども達とうちの子達が遊べるようになり、私も下手な英語でおじさんとお話しするようになったのです。
ど～～～んとした方なので、私の変な英語もど～～～んとした態度で聞いてくれます。
結局、良い人だったのです。めでたしめでたし・・・


似たような経験をしている方の話を聞いたので、そうだそうだ！と思い出し掲載しました。


ちなみに、無愛想な人を英語で“groudhy”というらしい。