システム担当ライブラリアンの日記

図書館システムやサービス系の話題を中心に。最近、歩き旅の話題も。

2011.6.8. NII目録システム講習会の講師

2011-06-08 22:54:19 | イベント参加
去年はスリーバックがどうのと変な記事を書いた記憶がありますが、今年は講師を担当する機会を頂きました。
やはり最初というのは色々と不安もありますが、講師ガイダンスでの説明や講義要領を参考に準備をしていくと、自分なりに話すことも整理されてきました。今日の担当はひとコマでしたが、終わってしまうと、まぁまぁ無難にはこなせたかなという印象です。

●講師補助と講師の違い
今回は、講師補助と講師の違いを(当然ながら)感じました。
補助ですと、基本的に受講者から聞かれたことにお答えしてよしよしという感じですが、講師として自分で説明するとなると、受講者の皆さんが理解されているかということにより責任を感じます。

講師としては、運営側が想定する内容を、なるべく伝わるように、そして時間通りに淡々と進めていくという感じになってしまいましたが、終了後に他の講師から聞いてみると、
 流用入力の実習の時に、ALだけ設定して書誌登録しようとする人が結構いた
とのことでした。

●理解してもらうために
課題集がそれだけでよいものな訳ありませんし、私が解説する時も、時間の都合もあって、修正箇所をメインに解説しました。ところが、どこを修正してよいか分からない受講生もいた(もしかすると実習の時間の意味が小さくなる)ということになります。

例題の解説のところで、少しは基本的な目録規則的な説明を入れた方がいいのかとも思いましたが、悩ましいところです。
講習会の前提として、基本的な目録規則は知っているということになっていますが、年度初めという時期や、その方の業務歴の関係で、そうも言えない実際もありますし、これまでも関係者が自習教材の開発で対応されてきた面もあるでしょう。

この辺りが、ちゃんと受講生に理解してもらえたかと悩む部分です。

また、黄色い冊子や、コーディングマニュアルをご存じかどうかという面と、どこそこに書いているからこうするというのを意識してもらいたいという面から、明日は、窓際にそれらを並べる作戦を取ることにしました。

●個人的に
それと、個人的には、登録方法を理解してもらうのが前提ですが、規則のためのレコードではなく、利用してもらうためのレコードだということは、どこかで触れたいと考えています。

今日は、余談として、TRCさんのデータと同じ国内でも形式が違う現状をちらっと投げかけたり、節電ネタ→CATの停止→止めたくて止めるサービス提供者はいない、一つ上の階で心を痛め頑張ってた人がいるのも、せっかく来られたのだから知っていただきたいとか、口走ってしまいました。

●「雑談」
講習とかを雑談から入るのは、個人的には好きではないのですし、それを「つかみ」と呼ぶのは間違っていると思うのですが(エンターテインメントではないので)、休憩から再開する時に、節電ネタを(エアコンの設定温度のことから?)話してしまって、ちょっと印象が変わりました。
受講生にしたら、誰かどうかも知らない人がエラソーに!?話しているわけですから、ちょうど真ん中辺りで"雑談"が入ったのも悪くないかなと感じました。

そういう意味もあって3日間の2日目に、カジュアルにみんなでランチということを挟んでおられるのかとも思いました。

●おまけ
受講生同士の会話の盛り上がりは、関西>関東 という証言をよく聞くのですが、実際どうなのか興味がありますね。
今回は仕事の関係で2日間だけのお手伝いですが、がんばります。
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