システム担当ライブラリアンの日記

図書館システムやサービス系の話題を中心に

(2019.2.22)京都オープンサイエンス勉強会

2019-03-11 20:56:37 | イベント参加
京大図書館で開かれたオープンデータの講演会の際、他の参加者が主宰されている勉強会を教えていただき、参加しました。

内容はもちろんですが、個人的には次のような目的も。
・オープンサイエンス的な場所を見る
・平日の夜に京都に行くという(食事のタイミングや、帰宅時間の点で)リハビリ
・ついでに、行きたかった近くの銭湯に行く

ディスカッションの時に、記憶の底に埋もれていた色んなことを、かき混ぜて、思い出させてくれるような会でした。

*以下、例によって、私の理解した、書けた範囲での(ごく一部の)メモ。

世話人の方による記録は、こちらのURLから。
https://kyoto-open.science/?p=733#more-733

■学校健診情報の活用に向けた自治体・市民との相互理解の形成(京都大学・井出)

○学校検診
・昭和33~ 実施。全国で統一項目。項目は多くない。
・調査票は卒後5年で廃棄(してもよい)

○データベース化
・2014年から
・HCEI 一般社団法人 健康・医療・教育情報評価推進機構
https://www.hcei.or.jp/

○自治体との連携
・102自治体と連携。調査票データベース化
・公立学校(原則的に)全て対象
・学校と個人に還元
 現状把握: 朝食提供とBMI
 政策効果: 虫歯指導
 
○質問紙、保護者対象
・個人情報管理の懸念

○ディスカッション
・日本では、健康情報を貯めない傾向。

・どこまでデータを集めるのが適当なのか。

・学校検診自体は、国外ではあまりない。

・そもそも少ない項目で、疫学的な知見が得られる見込みは?
 例えば、尿蛋白の情報と30-40才台の情報が紐付けられると、有用な情報に。

・"日本人"の人種的多様性が増した時に、統計の因果関係が判断しにくくなるのでは?
 現在の調査票に国籍はない。
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