システム担当ライブラリアンの日記

図書館システムやサービス系の話題を中心に。最近、歩き旅の話題も。

歴史を知らないといつも感じる:もう一つの "I Am Canadian" (1)

2013-01-16 23:06:13 | 海外旅行
今日(2013.1.16)、NHKのBS放送で「沈黙の伝言~日系カナダ人強制収容70年」という番組がありました。

・NHKネットクラブのサイトから番組の詳細
http://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=106-20130116-61-24283
「第二次世界大戦中、2万人の日系カナダ人が、ロッキー山脈に強制収容されたことは知られていない。その体験を多くの日系人が戦後長らくの間、口を閉ざしたからだ。彼らの苦難は戦後も続いた。日系人コミュニティーがあったバンクーバーに戻ることを政府から許されなかった。強制収容の体験者で日系二世の作家ジョイ・ノゾミ・コガワと、戦後生まれの二世、リアトリス・ミツエ・チャンの2人が、日系人の沈黙の理由をたどる。」

・一方、"I Am Canadian" と言えば、とあるビールのCMに使われ、時に!?カナダ人のアイデンティ・クライシスを語るときに出てくる言葉。
このサイトに説明もあります。
http://takeiteasyinamerica.com/?p=9596

・そして、その番組で紹介されていたオペラで日系カナダ人が語る台詞にも、"I am Canadian" と。

・カナダでも日系カナダ人が強制収容されていたことは、知識としては知っていました。1988年にカナダ政府が謝罪と補償を行ったことも。

・しかし、強制労働があったことや、カナダ社会ではあまり知られていないこと、そして、ブリティッシュ・コロンビア州政府が2012年5月に正式に謝罪したことも知りませんでした。知らないことが多いと痛感しました。

・写真は、おそらく British Colombia 州の New Denver にある Nikkei Internment Memorial Centre の入口の写真です。
 2005年の1月1日に訪れました。ただ、10月~4月までは閉まっていました。
 この時は年末年始の休暇を利用した旅行でした。
 記憶と記録を元に旅程をたどると、、、
 Calgary(フライトの遅れで空港直結のホテル泊)
 →レンタカーで Fernie へ。ここでスキー。
 →(多分) Nelson へ移動。途中にフェリーに乗ったり、パック寿司で食事にしたり。
 →New Denver, Nakusp で温泉、またフェリーに乗って(細長い湖が多いのです)、Revelstoke, Kamloops
 というルートだったはずです。雪道をたくさん運転しました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 某大学図書館の研究会で発表予定 | トップ | 歴史を知らないといつも感じ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

海外旅行」カテゴリの最新記事