とね日記

理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。
量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています!

販売状況:日本語の超弦理論・M理論の教科書

2012年06月16日 14時10分29秒 | 物理学、数学
発売情報:ファインマン統計力学(丸善出版)」で書いたように今年の1月にシュプリンガー・ジャパンの日本語書籍事業が丸善出版に譲渡されて以来、数多くの良書が入手困難になり、高値で取引されている。

超弦理論・M理論の日本語版の教科書について、今日現在の販売状況をお知らせしておこう。

このレベルの教科書に挑戦しようという方は英語版を読むべきかとも思うが、翻訳品質のよい日本語版が入手できるのならそれに越したことはない。読書時間が短縮できる。


まず太田信義先生の教科書。シュプリンガー版、丸善出版ともに通常価格で購入できる。こちらは翻訳版ではなく、最初から日本語で書かれた教科書である。2002年に出版された。

超弦理論・ブレイン・M理論:太田信義(シュプリンガー・ジャパン)


超弦理論・ブレイン・M理論:太田信義(丸善出版)



ポルチンスキー先生の教科書の第1巻、第2巻についてはシュプリンガー版が中古で購入可能、丸善出版でも販売が開始された。(2012年8月6日現在)

ポルチンスキー先生の教科書の英語版は1998年に、日本語版は2005年に出版された。

ストリング理論〈第1巻〉:J.ポルチンスキー(シュプリンガー・ジャパン)


ストリング理論〈第2巻〉:J.ポルチンスキー(シュプリンガー・ジャパン)


ストリング理論〈第1巻〉:J.ポルチンスキー(丸善出版)


ストリング理論〈第2巻〉:J.ポルチンスキー(丸善出版)


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2013年10月13日に追記:

いちばんやさしいと定評のある超弦理論の入門書が邦訳された。

発売情報:初級講座弦理論 基礎編、発展編:B.ツヴィーバッハ
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/8acd8a8c69f88d687ccd0290421c6d86

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2018年11月11日に追記:

やさしい教科書が刊行された。

発売情報: 弦理論: ディビッド・マクマーホン
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/6a0d2d2bbb8b1d2803c29204381cc00f


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