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とね日記は理数系書籍にかぎらず、あらゆるジャンルの読書人を応援します。
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2012年12月19日に追記:
数式入りの理数系書籍の読書にKindle端末が使えるかという点につきましては、残念ながらかんばしくないようです。現在の段階では一般書籍の読書やホームページ閲覧用、動画再生用としてお使いいただくためとお考えください。
この記事にお寄せいただいた、当ブログの読者の方からのコメントも参考にしていただけるとありがたいです。
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数式が埋め込みフォントなのだが、文字の大きさと連動できないため集合記号など目を覆わんばかりの酷さだ。まさしくTeX登場前の数式や記号が手書きの専門書や論文を読むような感覚だ。
一応無料サンプルがDLできるのが救いだが、これでは読む気にならない。Kindle登場により、これで絶版であるブルバキやデュドネが全て復刊され、1冊数百円程度で利用できるようになり、日本の科学力も世界一に復活するための礎になるかと思ったら、もはやそんなところを通り越して使い物にならない。
ググッてみても、アメリカのKindleしかなかった時代のブログや掲示板の記事しか出てこないし、その時から酷かったようだが、日本版はみたところ誰も突っ込んでいないので、失礼ながら検索トップにでてくるここにコメントを残させてもらおう。
理系(というより数式を使う人々)がKindle電子書籍を実用レベルに引き上げるには、Knuthが彼の著書を出版するためだけにTeXを開発したように、まずインフラ整備からはじめねばならぬと痛感させられた。他のガラパゴス規格の電子書籍は純粋数学のような硬い理系の専門書は皆無のようだし、数式を使った日本語の電子書籍を次々に出版していくには、こういうところの改革からはじめねばならない。
日本語版Kindleの現状について、ご説明いただきありがとうございました。
たくさんの人が声を大にして訴えないかぎり、状況はなかなか改善しないと思います。
私のブログにコメントを残していただき、ありがとうございました。
いつも楽しく読ませてもらってます。
本の紹介がとてもためになります。ありがとうございます。
さて,わたしもkindle fire 買いました。
sios様が数式入り書籍のデキが悪いとお書きになってますが,たしかに現状のkindleは理数系文書の閲覧に向いていないような気がします。
私は,「物理のかぎしっぽ」のPDFを入れて読もうとしたんですが,日本語が表示されません。
これはPDFに日本語フォントが埋め込まれて無いからですが,Web上の理数系PDFは,TeXでフォントを埋め込まずに出力してあるものが多いので,このままではkindleで読めません。
IPAフォントをkindleに入れたいんですけど,方法がわからず難儀しております。
まあkindleは,「amazonで買った電子データを納めておくハコ」ぐらいに思ってたほうが良いのかも…。
ちなみに,青空文庫のをkindleで読むなら,このサイトがおすすめです。
http://a2k.aill.org/
kindleで読みやすいPDFを作ってくれます。
貴重な情報をコメントいただき、ありがとうございました。
数式の入った理数系書籍用の端末としては、まだ使えない状況であるということがわかるだけでもKindle端末の購入を考えている人には有益な情報だと思います。
今後少しずつ状況は改善されていくのだと信じています。
Kindle日本発売に合わせて、この記事をトップに移動させたのも、なるべく多くの人と情報共有できればという思いも手伝っていました。
私自身はKindleやiPadなどの電子端末を理数系書籍用とは考えていず、雑誌や一般書籍を読むために利用したいと思っています。まだ、購入していないのですが、同居している母が電子端末に興味を示しているので、一般的書籍やホームページ閲覧の使い勝手の評判を確認してから購入を決めたいと考えています。
当ブログの記事をお読みいただき、ありがとうございます。これからも楽しい情報、有益な情報を発信、共有していきたいと思っています。