森野旧薬園 カタクリ01
森野旧薬園 国指定文化財史跡
薬園の創始者、森野藤助翁は、元禄3年に生まれ、代々くず粉の製造で名を知られていたが薬草の研究を好愛。27歳の時、幕府(8代将軍吉宗)の御薬草見習いとして出仕、薬草御用の植村氏と難苦を共に近畿北陸の薬草を検索し採取した薬草は諸処で荷造りして幕府へ発送。以来数年にわたり採薬に従事した。幕府は採薬の功を賞し、当時漢種の貴重なる薬草種苗を下付され、藤助翁はこれを自宅裏山に植え付けたのが薬園の起源で、その後、薬園は追々盛んになり幕府薬園の補助機関となった。享保の創始以来、古文書、標本類等、殆ど残存していることはもちろん薬園そのものが昔時の面影をそのまま偲び得ることができる。(同園説明板より)
森野旧薬園 国指定文化財史跡
薬園の創始者、森野藤助翁は、元禄3年に生まれ、代々くず粉の製造で名を知られていたが薬草の研究を好愛。27歳の時、幕府(8代将軍吉宗)の御薬草見習いとして出仕、薬草御用の植村氏と難苦を共に近畿北陸の薬草を検索し採取した薬草は諸処で荷造りして幕府へ発送。以来数年にわたり採薬に従事した。幕府は採薬の功を賞し、当時漢種の貴重なる薬草種苗を下付され、藤助翁はこれを自宅裏山に植え付けたのが薬園の起源で、その後、薬園は追々盛んになり幕府薬園の補助機関となった。享保の創始以来、古文書、標本類等、殆ど残存していることはもちろん薬園そのものが昔時の面影をそのまま偲び得ることができる。(同園説明板より)