BLOG 思い遥か

日々新たなり/日本語学2020

処暑

2004-08-23 | Weblog
暦で、処暑である。
ウイキペデイァから、解説をみる。
処暑(しょしょ)は二十四節気の1つ。8月23日ごろ。およびこの日から白露までの期間。
太陽黄経が150度のときで、暑さが峠を越えて後退し始めるころ。七月中。『暦便覧』では、「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」と説明している。
二百十日・二百二十日とともに台風襲来の特異日とされている。
以上で解説はおわり、台風の多い日とあった。

アテネの男子ハンマー投げは28センチ差で金メダルを逃した。
ソフトボール女子は豪州にまた敗れた、3位となった。
水泳の男子メドレーで銅メダルとなった。
体操男子個人競技では鞍馬で銅メダルだった。

人口減、ニッポンの大誤算、と日経新聞の特集記事に、深刻な問題だ。
スイカが食べきれなくなった、地蔵盆に子どもがいなくなった、その風景を描き、標準世帯はなくなり、2007年には単独世帯が追い越して人口減が始まる、2010年には成人人口の半数以上は50代以上、その減少の現象は影響を及ぼす。
この状況は35年前、1969年に、出世力、人口再生産力を人口学的基準からみて下がりすぎていると、人口問題審議会が警告していた。
家族による介護能力が2005年には0.77人となり、高齢者1人に1.3であった1990年の高水準から見て世界最低になる、という統計もある。

標準世帯は夫婦、子ども2人とする政府が示した捉え方だった。
それをモデルとして多くの人生設計が立てられてきた企業。
時代は動いて、晩婚、未婚、1人暮らしとなる社会環境の変化が、標準世帯をモデルとし得たのはわずかであった、と指摘される。
幾多の人口変動を1950年代、1970年代そしてその70年代後半から、いままでと経て、モデルは崩れた。

私の履歴書に、元参議院議員、山口淑子さんが連載していて、運命とした出来事を書いている。
女優、李香蘭であったその運命の転変には戸籍の証書が自らを救った記述があった。
川島芳子との交流などを読んでいると、その生い立ちから始まる歴史を見る思いだ。
国と民族と個人と、そして家族、友人、知人、その中にいる人間を考えた。


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