【直ちに】日本語ムズカシイネ～【影響無い】

首都圏、放射性降下物増える　東京で前日比１０倍も-朝日新聞-

放射性物質：水道水からヨウ素…都「乳児の飲用控えて」-毎日.jp-

一部の野菜から基準値上回る放射性物質　厚生労働省-CNN.co.jp-


日に日に増していく放射能に関するBadなニュース。

枝野官房長官の「直ちに人体に影響はないとみています」という政府の見解もお馴染みとなってきましたが、この「直ちに」という言葉。


ただち‐に【直ちに】-goo辞書-

［副］

１ 間に何も置かないで接しているさま。直接。じかに。「窓は―通りに面している」「その方法が―成功につながるとは限らない」

２ 時間を置かずに行動を起こすさま。すぐ。「通報を受ければ―出動する」
すぐ じきに 　⇒類語辞書で詳しい使い方を調べる
早速(さっそく) じき すぐに すぐさま 即(そく)

[類語]　すぐ　じきに
[関連語]　早速(さっそく)　すぐ　じきに　すぐさま　即(そく)


という意味。

反対語で考えると「将来的には人体に影響あり」、「長い目でみたら(長期的には)影響あり」

と捉えられる。




[ほうれん草で話題となった茨城県の放射線数値]



政府発表の言葉尻を取るつもりはないが、実際そう取られてもおかしくないほど不安要素が多過ぎる。断定せず曖昧とも取れる見解をしなければならない立場は理解するが、「安心・安全」を前面に出さなければ東日本の住民の疑心暗鬼に拍車が掛かるだろう。


現に水道水のニュースが報じられてからものの数時間で各地にミネラルウォーター難民で溢れかえった。

いろはす、ボルビック、エビアン、コントレックス、自社オリジナルウォーター、アルプスの天然水、クリスタルガイザー、軒並みSold Out

水が無ければ機能性飲料であるポカリやアクエリアスなどに群がっていた。


正に異常な光景。11日の震災直後程ではなかったが皆が敏感になっているのが窺えた。


それも無理は無い。いくら年間被曝量の限度内と言えど、年間自然被曝量を上回っているわけだし良い気はしない。


現に1～4号機の冷却システムは回復していないし、放射線は福島はもちろんの事、関東平野に降り続いている。






今夜もまた関東は雨が降っているので明日の各浄水場での放射線測定値も今よりも上がるだろう。

早急な冷却システムの復旧を望みたい。

特に4号機にあるプルトニウムと3号機のMOX燃料だけは拡散しないよう神に祈りたいところだ。