今日は雨

今日は、雨のようです。

私は、除湿機の守りをしますよ。

昨日、昨年の７月豪雨の時に一週間断水となったと記述しました。

呉市は、ひどい災害に見舞われました。

広島県内の中で、呉市は一番多くの死者が出ました。

呉市の西の端の天応地区と東の端の安浦地区がもっともひどかったのです。

道路も各所でがけ崩れなどで通行止めとなりました。

呉市は、陸の孤島になってしまったのです。

食料やガソリンなど補給が断たれてしまいました。

スーパーが船をチャーターして食料や水などを運んでくれたので、そのスーパーは買い物客でいっぱいでした。

レジの行列もすごくて、土日などはレジが２時間も待たないといけない状態でした。

海上自衛隊の輸送船が、タンクローリーをたくさん運んできてくれました。

また、断水や被害にあわれた方たちのために、護衛艦の風呂を開放していました。

我が家は、断水だけでしたから近くの小学校に呉市水道局の給水車が午前８時から午後８時まで待機していました。

給水車のタンクが空になると、近くの浄水場まで水を汲みに行くのですが２０分も待てば帰ってきていました。

断水でない家もあったので、そこで水を分けてもらう人も出て小学校の給水の列も短くなりました。

孫がついてきたときは、すでにそうなっていた時だったので、ブランコや滑り台や鉄棒で゛しばらく遊んでいると水はもらえていました。

姉の家は断水でなかったので、昼間に風呂に入らせてもらい洗濯もさせてもらいました。

風呂に入れない日は、夜間で湯を沸かし洗面器に入れて蒸しタオルで体をふいていました。

通勤・通学の足も断たれていました。

呉市内の小・中・高等学校は、断水なので早めの夏休みとなりました。

幼稚園・保育園は、断水の間は休園となりました。

広島方面に行くのに、急遽フェリーなど船で行く海路が開設されました。

陸路を行くと、車で広島まで３、４時間かかるような状況でした。

ＪＲ呉線は、あちこちで線路上に土砂が流れ込み全面不通となっていました。

婿さんは、しばらくの間副院長のお宅や勤務する病院に泊まり込んでいました。

勤務する病院の側にスーパーやドラッグストアーにスーパー銭湯とコインランドリーがあったので不自由しなかったと言っていました。

二か月もすると、広島までＪＲも開通して便利になりました。

安浦駅から三原駅間が復旧したのは昨年１２月でした。

その間は、代行バスが運行されていましたがやはり渋滞で定刻よりかなり遅れていたそうです。

いまだに、雨が降ると怖いと感じている方も多いと聞きます。

家が流されたり、床上・床下浸水した地域にすまれていた方のご苦労はいまだに続いていますよ。

私の地域は幸いに断水だけでしたが、当時はそんなことは言えなかったです。

今だから、幸いに断水だけと言えるのです。

災害のない世の中になってほしいものです。

みなさんも、今日も素敵な一日をお過ごしください。