交通事故と闘う

私の父は交通事故に遭い、脳に障害を負いました。加害者は謝罪せず、損保の対応は二転三転..。その「闘い」を綴っています。

巻き添え

2005-07-04 13:14:46 | 交通事故と闘う
月が変わって早々、こんな記事から始めるのが残念だが、読売新聞webでこんな記事を見つけた。

「無免許+飲酒運転の車がパトカーに追跡され事故を起こし、巻き添えで1人死亡」
こちらのリンク参照。

何とも痛ましい事故である。自分はきちんと交通ルールを守っていたとしても、こうやって事故の方からやってきてしまうという現実。ただ、この手の事故が起きると決まって「警察の追跡に無茶はなかったのか?」といった論評が多くなるが、これこそ問題の本質をすり替えているとしか思えない。

そもそも悪いのは飲酒運転なり無免許運転である。確かに、一部警察官には、一般市民を見下したかのような態度の悪い輩が混じっている。が、やましいところがなければ、堂々と職質を受けて立てばよいことだ。
逆に、事故を起こさないようにと、悪質な運転のドライバーをみすみす取り逃がしていては、より一層「舐められてしまう」というのもまた現実だ。

おそらくご遺族の方にしてみれば、警察に対しても怒り心頭だろうと思う。
しかし、少し落ち着かれたら、是非考えていただきたいと思う。本当に悪いのは悪質な運転と、それに対して寛容すぎる私たちの社会なのだということを...。

亡くなられた方に、心よりお悔やみを申し上げたい。
←人気blogランキングに参加しています。よければクリックをお願いします。m(_ _)m