病気になったら、私が一番最初に気をつけることは何かというとそれは、どこの病院に行こうか、ということではなく、なんの薬を飲もうかということでもなく、1日中、病気のことで頭をいっぱいにしないこと。
これは、宇野千代の名言です。
宇野千代の没年齢は、98歳。
おはんの作者。(1897年〜1996年)
宇野千代著作のタイトルには、肯定的なものが多い。
幸福
幸福人生まっしぐら
幸福を知る才能
私は幸福昔もいまもこれからも
しあわせな話
倖せを求めて生きる
生きる幸福 老いる幸福
当然、残す言葉も肯定的。
行動することが生きることである。
夢中で生きることが、生きていく目的。
一歩を踏み出した人間には、すでに過去は消え目の前には、洋々たる道がひらけてくるのです。
80歳を越えてから綴った自伝的随筆に
「生きて行く私」がある。
このタイトルがすごい。
80歳を越えても「生きて行く」と名づける精神がすごい。
(生きて来た私ではなく、
生きて行く私)
文頭の言葉を少しだけ変換すると
シニアになったら、私が一番最初に気をつけることは何かというとそれは、ああ歳を取って嫌だなあなんて思うことでもなく、なんのアンチエイジング薬を飲もうかということでもなく、1日中、歳を取っている自分のことで頭をいっぱいにしないこと。
田舎には聖者がいます
峠に行くと会えます
今朝はあぜ道を歩いていました
今は木の上で休んでいます
いい声です
いい匂いです
聖者が街にやってきたというのがありますが
あれは、街には聖者がいないよ、という表現です
聖者は田舎にいます
たまーに、街に行くことがあります
今日は聖者の水曜日です
(くろほとき)
(新潮日本文学アルバムから引用)
歳を取っちゃった、なんてぐじぐじしないで、今日も前を向いて!
・・・・・
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