雑感223
美しく老いる
美しさは、日々の生活の中にあったり、労働の中にあったり、さまざまな活動や思考の中にあったりする。
美しさは人生だから、生きざま・生き方の中にある。
化粧したり、キレイな服を着ただけでは美しくなれない。
美しさがにじみ出るまで
自分の足でしっかり立っていたい。
(くろ)
3月にそう書いた。
今、自分は少しでもそうなれているか?
雑感224
花
八木重吉
花はなぜうつくしいか
八木重吉
花はなぜうつくしいか
ひとすじの気持ちで咲いているからだ
雑感225
「自分の感受性くらい」 茨城のり子
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
(茨城のり子には、ずいぶん若い頃出会いました。)
雑感226
いま生きているということ
作詞 谷川俊太郎
作曲 小室 等
(この歌、9分28秒もかかります。よろしければお聴きください。)