JACKな毎日!

ジャックラッセルテリア小梅・小春親子の徒然なる日常!

しっぽの長いジャック

2008-07-08 | 子育て
ブログを見ていてお気づきだと思うが、我が家のジャックはしっぽが長い。

 

子供達のしっぽも長いままだ・・・・

 
生後3ヶ月、のぞき見しっぽ3兄弟

本来ジャックはキツネ猟の犬で、巣穴に逃げ込んだキツネを追跡し、
地上からも聞こえる位大きな声で、その居場所を知らせる。
なのでしっぽは、穴から引っぱり出す時、握り易い“一握り分(10cm)”
位にカットされることが多いようだ。

我が家は、小梅のしっぽが長かったので、長いしっぽにあまり抵抗感がない。

 

元々ジャックのスタンダードにこだわって飼い始めた訳じゃない。

マンションで飼える位小さくて、かつ、山歩きのお供も出来る体力のある犬ッ!
・・・と考えたらジャックが該当した。
最初は保健所のmix犬を引き取ろう・・・と思っていた位だ。

なので譲っていただく時、何度もシッポのことを確認されたが、
まったく気にしていなかった。



しかし、子犬が生まれることになって、初めてそのことに真剣に向き合った。
ネットや本でとことん調べた。

切るなら、生後10日以内に切らなくてはいけない・・・・・

結果・・・・私は切らない方を選んだ。


しっぽ生後10日・・・ちょうど断尾する頃
 
いろいろ調べてみたが去勢や避妊手術と違い、断尾は私にとって何一つ
納得する理由が見つからなかった。

生後すぐなら痛みを感じない・・・というのも、どうも定かではない。
ヨーロッパでは動物虐待の観点から、法律で禁止される国が次々と増えている。

確かに、ショー用としてスタンダードの姿を保つ必要がある・・・とか、
猟犬として働いている・・・といった場合は断尾も必要であろう。
それを否定する訳ではない。

しかしペット犬として暮らすだけなら・・・・・・・
いったいそこに何のメリットがあるのだろう?

「スタンダードの姿を守る」という理由だけで、犬に痛い思いをさせる
必要が本当にあるのだろうか・・・・・

いろいろなお考えがあると思うが、以下のサイトにわかりやすく
まとめてあった。
是非1度目を通し、それぞれでお考えいただければ・・・・と思う。

  1.gooペット~ペット飼育管理(断耳・断尾)
  2.ブログ「そうだ、コーギーを飼おう!」~断尾の真実(生後3日目)


 

実は、我が家が通っている獣医さんは「断尾する派」だった。

自分なりに調べたことをお伝えしたところ、先生は
 「断尾するタイプの犬は元々気性の荒い性格なので、切らないと
  “絶対”怪我をする」    ・・・・・・と言われた。

それなら、パグやフレブルのような優しい子はなぜ断尾するのだろう?
それに(もしジャックが気性の荒いコ?だったとして)
小梅を飼っていて、しっぽを怪我したことは1度もない。

 
しっぽ生後20日

今の時代、猟に行っていばらの中を走る訳でもないし、キツネに咬まれる
訳でもない・・・・
ましてや闘犬じゃあるまいし、犬同士そんな激しいケンカに巻き込まれる
ことがあるのだろうか? 
それこそ飼い主の管理不行き届きではないか?

今一つ説得力のかける説明だ。
断尾する気がないことを、はっきり先生に伝えたところ、
 「手術しなかったら絶対後悔するッ!」・・・とまで言われた。
 「その時は私の責任ですから。」・・・・と私は答えた。

でも、きっと後悔もしないし、子犬達は誰も怪我をしないはず・・・・
・・・と、私は思っていた。


しっぽ生後1ヶ月

小梅の夫ハクちゃんのお母さんは、最初は断尾を希望されていた。
でも、理由を話すと快く了解してくださった。

ただそれによって貰い手の付かないことを心配されていたが、その時は
自分の責任で探す覚悟はできていた。

できることなら・・・・・
見た目にこだわる方ではなく、ジャックの本質(愛すべく暴れん坊!)を
愛してくれる方にお譲りしたいと思った。


しっぽ生後3ヶ月

おかげさまで、子犬達は皆、それぞれぴったりのいい方に引き取られて、
私は本当にラッキーだ。



しっぽの短いジャック・・・・私も大好きです!

もし、あなたの愛犬のしっぽが短いなら・・・・・
かつて恐い経験をした後、あなたの横にいることを、知っておいてあげて
ください・・・

そして、その短いしっぽを精一杯振って愛情を示す愛犬に、よりいっそう
深い愛情を注いであげて下さいネッ・・・・・!



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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (peco)
2008-07-09 02:03:01
う~ん、断尾って奥深いのですね。あまり気にしたことが
なかったんですが、子供が産まれるとそこでも悩まなきゃいけない
問題がでてくるんだぁ・・・。
私も断尾はしなくていい派です。そらはしたんだかしないんだか。。。
微妙に長いんですよね。毛が伸びるとやはりフサフサです。
でも、ショップに居たということはきっと切ったんだろうなぁ。。。イタ!
とか考えると、別に猟をするわけでもないのにって意見に大賛成
です。本来の姿にメスをムダに入れなくてもいいと思うし。
どうやって怪我するんだ?とも思います。
人間が動物と暮らすということは色々な条件で成り立っているのですね。
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Unknown (がぶりえる)
2008-07-10 10:34:56
私もいつかはジャックを… そう思い、koumehaha様のブログを、いつも楽しく(こっそり)拝見させていただいております。

断尾・断耳のことはうっすらと知ってはおりましたが、koumehaha様同様「そうだ、コーギーを飼おう!」でかなり衝撃な映像を目の当たりにしてしまいましたが、同時に考えさせられるものがございました。

私も、koumehaha様と同じ考えで、ワーキングドック・ショードックに関しては否定しませんが、ペットとしては断尾・断耳をしなくても良いような気がいたします。

現状としましては、皆さんがこの事実を知った上で判断していただくしかないのでしょうね…。


これからもおバカ(?)…いやいや、楽しブログを期待しております
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同じ思いです。 (ロン)
2008-07-10 12:37:16
こんにちは。
我が家のロンのシッポも長いです。
今の時代です狩りをするわけでもなく普通の家庭にやってくるわけですから長くても良いと私は思ってます。
短いスタイルをスタンダードとするのならば本来は長いままがスタンダードと思っている私なのです。
私はロンを迎えるときから尾の長さはどーでもいいことでした。
尾がながいからといって怪我なんかもないし
それに私は長いシッポ、シャンプーしたあとなんか
フサフサで気持ちいいから触ってしまうんです。

脱尾に関しては難しい問題ですが、ジャックラッセルだけでなく脱尾をおこなう犬種を飼われる方の考え方ですね。
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Unknown (小梅はは)
2008-07-10 15:39:43
〈pecoさんへ〉
重いテーマですが、子犬が産まれた時から一度は触れないといけないテーマだと思っていました。
ペットショップで購入する場合、今は選択の余地がありませんが、こういう事実を知っているか、知らないかで、これからが変わっていくのではないかと思っています。
皆がそれを口にするようになれば、ブリーダーさんや獣医さんの意識も変わってくるのではないか?
pecoさんのブログでとりあげられていた注射のこともそうですよね。皆がまず何が正しいのか知り、「NO!」のものは「NO!」と言っていくことが大切な気がします。

〈がぶりえるさんへ〉
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
重たいテーマなのにコメントをくださって、本当にありがとうございます。そうなのです。しっぽを切られる様子は、獣医さんの『痛みをまったく感じない』という説明とは、随分違うものでした。
それぞれのお考えもあるかと思いますが、少しでも何かが変わっていけばよいかと思います。いつかがぶりえるさんのところにも、かわいいジャックが来るのでしょうか?ジャックライフは楽しいですよ!その時は是非ご一報を!

〈ロンちゃんの飼い主さんへ〉
シエロ出身は、皆、長いしっぽですよね。
調べてみて、改めてシエロさんの犬に対する深い思いを感じ取った気がします。自分の家で生まれた子だと、なおさら感じるんですわぁ~。あの頃、私、「断尾を希望する方ならお断りッ!」などと子供じみたことを吠えてましたねぇ~。
皆が我々のような考えではないかと思いますが、1匹でも不要な断耳・断尾をしないですむコが、増えていったらいいな・・・と願うばかりです。
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Unknown (あさぴょん)
2008-07-11 19:40:34
断尾は歴史がある分、難しい問題ですよね。。。
でも昔は狩猟には必要なかったから、とある意味仕方なかったかもしれないけど
今の時代には意味の無い行為だと思いますね。
私も断固反対ですね。
痛い思いをしないで済むならそれが一番ですよね!
私もまるるを受け入れる時に断尾を断ったんだけど
それはもう無理でしたね。。。今でも胸が痛いです。
それでもこれだけ感情をむき出しにして尻尾を振る姿は
いとおしくて仕方ありません*^^*

小梅&小春ちゃんの尻尾は本当にご立派で^▽^
反対派ではあるけれど、ジャックの形を知ってるとちょっと違和感があるかな^-^
でもこれが正常な姿なんだとみんなに知らして行くのも必要かもね♪
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Unknown (メイパパ)
2008-07-11 23:43:06
こんばんは。メイは短い尻尾です。
メイの子ども達は、どんな尻尾してんだろうなあ…
そんなのを読みながら考えちゃいました。
メイの散歩なかまのドーベルマンがいるんですが、
長い垂れ耳なんですよ。かわいいですよお~。
きっと、自然のままの尻尾や耳が当たり前の時代になりますよ。
メイの短い尻尾をなでながら…
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自然が一番 (karenda)
2008-07-12 09:21:23
小梅ちゃん親子はしっぽ長親子なのですね。

小梅に初めて会ったとき、すでにしっぽは切られ、傷も見えませんでした。

深く考えずに迎えましたが、
断尾のことを知り、子犬たちは断尾はしませんでした。

それが理由に新しい飼い主さんが見つからなかったら、残す覚悟で。

むーちゃんも、しっぽ長ジャックです。
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Unknown (小梅はは)
2008-07-13 23:21:30
〈あさぴょんさんへ〉
そうなんです。難しい問題ですが、する必要ないの苦痛なら・・・できれば、させたくない気がします。
実はね、見た目的にはしっぽの短いジャックはかな~~り好みなんですヨッ!あの短いしっぽをブンブンと振られたひにゃあ~、たまりませんわッ!でも、好みは好み、考えは考えってことで・・・
フフフッ・・・ジャックのしっぽは意外と立派ですヨ~~ッ!!!

〈メイパパさんへ〉
世間でのその犬種のイメージが短いしっぽである以上、犬で生計をたてる人達は、売れる犬を“作り続ける”必要があるのでしょうね。
だからメイちゃんの子供達も、もしかしたらカットされていたかもしれません。でも、皆がこういう事実を知って「長くてもいいんだ。」という意思表示をしていけば、shopやブリーダーさん達も意識を変えてくれるかもしれません。すでに、心あるブリーダーさんや獣医さんは始めていらっしゃるようです。
ドーベルマン君はいい飼い主さんに巡り会えて幸せですね!
断耳はもっと痛いらしいですから。
その輪がもっと広がりますように!

〈karendaさんへ〉
私もそうですよ。小梅を迎えたときは漠然とした知識だけで、あまり深く考えていませんでした。一緒です。我が家子達の問題となって初めて調べ、事実を知るとやっぱり出来ないですよねぇ~。
残す覚悟のところは、karendaさんと一緒デス。
それまでは多頭飼いですら、絶対無理ッ!・・・て思ってたのに。
生まれた子犬を見た途端、覚悟ができちゃいましたよねぇ~。
我が娘が必死になって生んだ子ですもんね。
飼い主としては守らなければ・・・って思いますよね!
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Unknown (アレンはは)
2010-10-04 20:44:10
お久しぶりです。またもやPCが壊れてしまいブログにお邪魔することもできない状態でした。

断尾の件ですが小梅ちゃんの兄のアレンも長い尻尾です
小梅ちゃんとアレンの来ママから譲り受ける時尻尾のことをかなり気にされてましたが、こんな話を聞きました。
生後10日頃に断尾する時、やはり痛みを伴うので麻酔をすると聞き可哀想なので止めました。
って・・・

断尾することについては賛否あると思いますがアレンが喜んで尻尾を振るところを見ているとやっぱり尻尾が長いとブルブル風を起こしながら振っている姿はメッチャ可愛いです
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Unknown (小梅はは)
2010-10-07 14:23:15
○アレンははさんへ
こちらこそお久しぶりです♪みんなお元気ですか?
PCって高いくせに、すぐに寿命が来ますよね?
我が家もまたしても危ないかも・・・
これくらい便利だけど、寿命の短い電気製品はない気がします。

もちろんアレン兄ちゃんも長いシッポですよね?
シエロさん、譲り渡しの時凄く気にされて説明して下さいましたよね?
私はまぁ~たく気にしてなかったんですけど。
何事もその子の個性で、飼い主がそのコのことを愛しいと思うならば、
何の問題もないと思うのですよね。(繁殖は、まッ、いろいろありますが)
でも、自分が体験して、あの時のシエロさんの犬への強い愛情を
改めて感じたように思いました。
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