JACKな毎日!

ジャックラッセルテリア小梅・小春親子の徒然なる日常!

「命」に関する追記

2010-06-02 | 交配・妊娠・出産
いやぁ~・・・前回の記事。
なんだか焦点のボケた記事になってしまいました。。。
疲れてるといけませんネ。記事にキレがありません。
すっかり感傷的になったババアの愚痴のようです。
辞任会見の鳩山サンのように、ヒーロー気取りの(勘違い?)
イタイ状況にならぬよう、客観的な目は忘れたらあかんネッ!
と改めて自らに言い聞かした私デス。
そもそもの問題はアタシの文才のなさッ?・・・とも気づき、
別の意味でイタイ状況になってますけど。。

さて、すでにご存知の方も多いかと思いますが、一連の記事に
コメントを寄せて下さったこじろーさんちの愛犬ももちゃんが、先日、無事出産しました。
(幸せな出産は幸せな出産のまま見守りたいのでリンクはしません。)

私が今までどんなに言葉で語っても語り尽くせないことが、
もうすべてここにありって感じで・・・
どんな専門書の文章も、この生命の神秘の前ではカスのようなもので・・・
この母性と言う本能がどんなに凄いことか・・・
そうして生まれた命がどんなに尊いものか・・・
目の前で見せつけられるDNAの神秘に、ただただ感動させられてしまいます。
誰に教えられた訳じゃないのにDNAに刻まれたことをやってのける動物って
もしかしたら人間なんかより、ずっとずっと凄いのかもしれません。
彼女がその小さな体で、このタイミングで語ってくれた気がします。

たくさんの人の元へと幸せを運んだ出産。
本来はそんなことのような気がします。
こじろーさんの元へ寄せられたたくさんのコメントを読みながら
これが本当に始末されていく不幸な命と一緒なのか?
(ならば、こんなにもたくさんの人が幸せを感じているのはどうしてなのか?)
そんなことを改めて考えてしまった私です。

きっと不快な思いで見られていた方もいたのでしょう。
スタートラインから考え方の違う方達・・・
もしかしたら・・・
どこまで行っても、ずっと平行線のままなのかもしれません。

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○私さん
色々と勉強させてもらいました。
考えれば考えるほど難しい問題です・・・。
人それぞれの立場があり、いろんな考え方があり、
何を大事に、重点に置いているかで意見が分かれるのだと思います。
ほんとに、難しい・・・
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本当にそうですね・・・・

今回、ブログについて皆様からいただいた残りのコメントをご紹介し、
一連の記事を終えようと思ってました。
が、またしても皆様より命の部分でコメントをいただきました。
とりあえずそちらを先攻します。

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○イブルイ母さん
我が家も、私のお友達も、ペットショップからワン仔を買いました。
お友達は、しばらくすると目が見えないワン仔でしたが終生子供以上に大切に飼われました。
我が家は、アジソン病と云う不治の病ですが飼った以上は責任&可愛い仔として飼っております。
獣医さんはペットショップが良くないと言われます。むやみに人気の有るワン仔を売って!
でも買うほうも充分色々なことを考えて飼うべき(買うべき)だと思います。

○あさごろーさん
(あさごろーさんは、純粋な英国系ジャック繁殖ブリーダーさんの元生まれたジャックと、
 素人繁殖で生まれたジャックと・・・相反する二匹のジャックを飼っていらっしゃいます。)
人として動物の命をどう思っているかが問題だと思います。
RUNはイギリスの血100%のワンコです。
RINGは素人繁殖で生まれた子なんです。
飼い主さんは必死でちゃんと見てくれる方かを見極めてましたよ。
自分の家で生まれた子ですもん、粗末になんかできませんよ~
それを思うとペットショップなんかは、犬種も何もしらず、売りさばくだけで、
こんな犬なんです!っと知らされず飼って、手放すケースが多いんです。
「(愛)情」はブリーダーでも素人でもあって欲しい・・というか、なきゃダメ!だと思います。
(一部、文章省略)

○パウエル母さん
うちの犬が出産する事を良く言わなかった方もみえました。
今までお世話になり信頼していた方の、思ってもみない言葉を聞いたり...
その時はショックでしたが、産まれたワンコ達が私たちに与えてくれた事は
何事にも変えられない大切な経験です。
でも、無事に産まれた五匹はみんな幸せに暮らしているのに、
また出産をさせるかというと怖いです。
後悔はしていません。逆に、良かったと思っています。
でも、出産を経験しただけに、真剣に里親探しをしただけに、次が怖いんです。
四匹いる我が家のジャックの最初に家に来た子は、ペットショップで、ジャックと言う犬について
何も知らされず、散歩相手を探していた我が家へ来ました。
確かに,今思えば、犬について何も調べず、犬という命を迎えた私達が一番悪いですが、
新しい家族への橋渡しをする立場の方の中には、命をつないでいる、と言う気持ちが
薄れてしまっているのかな・・?と思う時も少なくありません。
でも、素晴しいブリーダーさんもたくさん見えます。いつまでもアフターケアーを忘れない・・・
一部の心無い人たちの為に、真剣に向き合ってる人たちが×を付けられてしまうのが悲しいですね。

○エディままさん
何度も打っては消して、なかなかコメントできませんでした。
障害・繁殖・避妊。
まずは、うちの犬のことですが、とても悩んだ末、去勢をしました。
会社の同僚には、「自然の形じゃない!人間の勝手で、メスをいれるなんて!」と
手術前後の2週間程度、昼休みの間中、つるし上げられました。
その人は、聞けば一度も動物を飼ったことがないとの事。
自然の形とは?人間の勝手とは?
去勢すると決めるまで、何ヶ月も悩み、獣医・トレーナーに聞き、やっと決断しました。
繁殖・出産・育児とならば、私たち以上に悩み、勉強し、真剣に向き合い、
膨大な時間を愛犬に使ったことでしょう。
むしろ、自分(人間)の出産の時の方が、心配事が少ない位ではないのでしょうか。

一番仲の良い子の弟分(大型犬)は、心臓に疾患があり、足は奇形。
7ヶ月頑張って生きました。
その子の兄弟犬も足の奇形が発覚。
その事をブリーダーに告げても、ブリーダーは同じ母・父犬との繁殖を止めなかったそうです。
心臓奇形についても、この犬種の大型犬にはよくある事、こちらで引き取り、
別の犬と交換しましょうと言われたそうです。
はい。じゃあそうします。なんて言う人がいるのでしょうか?
一日、家で、一緒の時間を過ごしたら、もう家族。
家族を障害があるからといって、取り替えることが出来るのでしょうか?
心臓奇形がよくあるなんて??
独自に調べたところ、足の奇形がある子たちが、同じブリーダーから購入、
父親に原因がありそうというところまでわかり、命をまっとうした事を告げる際、
この子の命を無駄にしたくない。父親の掛け合わせを止めて欲しいとお願いしたそうです。

上記のようなブリーダーばかりではないと思いますが、問題があるブリーダーは、
専門機関等がもっとしっかり管理してほしいものです。
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パウエル母さん、私も同じですよ。
後悔はしてません。でも、体験したからこそ感じることも沢山ありました。
だから、今だにこんな記事を書いているのかもしれません。

愛犬を愛するがゆえ、真剣に向き合えば向き合う程、
この国のペットを取り巻く環境は悪過ぎですね?
皆さんのコメントを読む限り、誰がどんなに素人を責めてみたところで、
この業界は、素人の善意(愛情)で成り立ち、
また常に悩んでいるのも素人であることは間違いないようです。

ブログ荒らしの皆様・・・
リンクがない以上、皆様がプロの方なのか?志の高い素人の方なのか?
どういうお立場の方なのかまったくわからず、
どういうスタンスでお返事をしていいのか、段々わからなくなってきています。
(なので文章に、混迷する鳩山が入って来たか?)

皆様が理想論を語れば語る程、そういうプロがいかに少ないかを
浮き彫りにしていく訳で、その問題を残しつつ、理想論を語ること自体
ひどく矛盾を感じてしまうのです。
(プロの方であれば、なぜ同業者として恥じないのでしょう?)

皆様と「命を守りたい」という根本の考えは同じでありながら、
なぜか素直に同調出来ないのは、多分、それを横に置いておいて
素人のみを一方的に攻撃するバランスの悪さ。
人を傷つけるという行為に気づかぬ無神経さ。
(「注意すること」と「攻撃すること」は違います。
 協議の場ももたぬまま戦争を始めるようなもの。
 それに気づかないこと自体、大人になれ切れない幼稚さを感じます。)
・・・そのあたりなのかと思います。
私自身素人繁殖をし今だ悩む者として、
皆様と私の間にある矛盾が溶ければ、私の答えも見つかるのかもしれません。

素人繁殖、もちろん問題はあるし、考えていかねばならないことだけど
起ってきたことを非難することだけが、本当の意味で問題解決になるのか?
そんなことを考えたりします。
だから、この記事を書いたように思います。

私が小梅に出産させるかどうか悩んだ時も、必死に調べましたが、
本でも、ネットでも、なかなか核心に触れる記事に辿り着くのは大変でした。
とても莫大な時間をかけ、調べ、悩み、相手の方と話し合い、
そうして決めた決心でした。
それでも不安な部分はいろんなプロの方からもお話も聞きましたが、
改めて振り返ると、きっと非難されてる方々の満足いかれる方々では
なかったと思います。

その時の経験を通しても、そういう状況が変わっていけばいいと思います。
躾や飼い方のように、犬の交配・出産に関する情報も、本来はもっともっと
誰の目にも詳しくとまる状況にしておくべきな気がします。
(非難があるのなら余計。だたそこに、あまりOPENにはしたくないプロの方の
 企業秘密的なものがあるのかもしれませんが、今回はとりあえずそれは
 無視して考えます。)
そうなれば、そこで考えなおしたり、不幸な命を作らずに済んだりする状況が
生まれるかもしれない・・・
 (今は「すべきでない!」の一言か、うっすらと表面だけがほとんど。
  なぜダメで、何が恐ろしいのか?ちゃんと書いて欲しい・・・
  地方では、私位のオバサンはネットをしない方だっています。
  そんな方の目にもとまるようにしなくては意味ない気がします。)

本当に憂いているなら、本当に変えよう思うのなら、
その環境作りをせぬまま、記事が目についた時だけ(鬼の首を取ったが如く!)
責めるのは、なんだかちょっとずるい気がするのです。
それでは、皆様の自己満足だけで、これからも同じことが続いていきませんか?
出て来る前に考える状況を作ることで、初めて状況は変わって行くのかな?と
思ったりしています。

素人って究極の親バカですからね。
きっかけをくれれば、そのコの幸せのために頑張るもんですヨ。
例え始まりは「無知」(きっとペットショップ購入もそうとらえるのかな?)
から始まったとしても、そのコに愛情が湧けば湧く程、必死で勉強するもの。
そうやって、今のペットを取り巻く環境を把握し、憂い、怒り、
真面目に考え出した方もたくさんいます。
だから、私の記事にもたくさんの方がコメントをくださっている。
理想に燃える方々は、もしかして、そういった皆さんの真面目な思いすら
否定されるのでしょうか?

プロって本来、知識があるのが当たり前で、だから“プロ”と言う訳で。
24時間、それに力を注ぎ、それを職業とする方。
そんな方に対抗しようなどと言う気はサラサラありません。
むしろもっとそんな“本当のプロ”の方と、素人の接点がもっと大きくなれば
いいと思います。

shopが素人との最も大きな接点となっている、今のペット業界。
shopで飼われた方ですら、多くの方がそのことに疑問を投げつけています。
(前回記事の中で紹介)
(皆様の定義する)知識を持ったプロが多く存在し、誰もが
そういう方に巡り会える状況になればよいですね。
(今の巡り会えた方だけラッキー!ってのは悲し過ぎますよね。)

(皆様の話では)この業界はほとんどが知識のないプロだということのようです。
もちろん素人も犬を飼った以上勉強しなくてはならず、
勉強不足を開き直る気はサラサラないけれど・・・・
「皆様のボーダライン」にも達しない「無知な素人」(もしかしてプロも?)が
こんなにも多いのは、もしかしてそのせい?などと疑いたくなってきました。
この「無知」はまんざら素人(個人)の怠慢ばかりが原因でもないのでしょうか???

どうか知識のある方・・・・
責めるなら責めていいですよ。
でも、その分自ら語った理想を目指して、何かを私達に見せて下さい。
それがこれからのペット業界を良い方向へ変えていくことなら、
本気で取り組まれるのなら、
私達無知も無知なりに、勉強して後からでも付いていきますよ。
だって、我が子がかわいいですから・・・親バカですから・・・・
(でも考えれば、この人たちにこれを要求するのも変な話で。
 本来は、私がこんなに勇ましく声上げることでもないような気がしてます。
 戦闘モードの理不尽な攻撃をされるから、つい対抗したくなるだけで。
 (大人げなくてスイマセン)
 本当は、注意とそれを感謝して受ける人間で済んだのじゃないかな?
 実際、そのブログの主は大変真摯に対応されてましたし。
 (私と違って大人です。)
 それ以上のケンカを売ってきたのは、やはり傷つけたかったから???
 言葉って、やっぱり大切です。。。)

我々を素人を引っ張っていかれるペット業界のプロの方々・・・・
安易な素人は、安易なプロの方から作られているのかもしれません。
どうか我々を正しい方向へ指導して下さい。業界全体のレベルを上げて下さい。
まず、商売ありきの心ないビジネスをやめて下さい。
皆様には商品かもしれませんが、それと同時に「命」でもある訳ですから・・・

でも、確かに意識の低い素人の方が不幸な命を作っているのも事実で、
実は、今回、私がお願いしてリンクさせていただこうと思ったブログがありました。
私とはまったく違った意見ですが、専門的な内容をとてもわかりやすく
記述されていました。
訳あってリンクははずしましたが、個人でもしっかりと発信されている方が
いらっしゃいます。
こういう発信がもっと、もっと増えるといいと思います。

昨日、最新でくださったコメントです。

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○ジャックの主さん
うちの場合は先般避妊手術をしたばかりです。
「種」を残すために生まれた生物の機能を、人の都合で奪っていいものなのか!?
出産させてもその子供達の生涯を誰かに委託しなくてはいけない事実と、
それが確実にできるかどうかの懸念。
この子の子供が見たい!
こんな感じで理屈と現実と願望に沢山悩み迷ったクチです。。
そして私の場合は(現実)の理由に重点をおいて、避妊手術を施すことを選択しました。
「子を残さずとも避妊手術はしない」という考えも含めて、
私はいずれも間違いではないと思うんですよね。
それぞれ愛され、ペットとして幸せな一生を送ってもらえれば、
どの選択肢も間違いではないと思います。
極論、「飼う」という行為自体が「主の生活スタイルに行動を規制する」ということですもの。
その家その家での考え方・決断を否定するのはナンセンスじゃないかしら??
また、病気や障害や死など、あらゆる可能性にナーバスになってもしょうがないこと。。
ペットを飼うというのはそういうことも背負うことですもん。
ただ、そのへんのところの意識が低く、最後まで責任を持たない方々もいるから
  ・去勢避妊反対
  ・個人の繁殖反対
  ・ペット業界反対
などといったご意見を持つ方が過剰反応してしまうんだと思います。
うちの子は生物としての本来の生き方をたたれたわけですが、私はそのぶん責任もって愛情を注ぎ、
「私の飼い犬(愛犬)」としての生き方で沢山の喜びと幸せに満ちた一生を・・と思っています。
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いいですね・・・この腰の据わった感じが、なんともジャックの飼い主らしくって。
この所、ブログも仕事も肩に力が入ったままだったので
こういうコメントを読むとホッとします。

でも・・・きっとまたこんなこと言うと、怒られるんでしょうけどねぇ~。