8/4.真夏を代表する花の一つヒオウギが咲いていました。
ヒオウギはアヤメ科アヤメ属の多年草。
従来はヒオウギ属(Belamcanda)に属するとされ、B. chinensisの学名を与えられていましたが、2005年になって分子生物学によるDNA解析の結果からアヤメ属に編入されました。
如何にも夏を感じさせる色合いで、少し前まであちこちで群生していた帰化植物のヒメヒオウギズイセンはこれの仲間です。
ヒオウギは山野の草地や海岸に自生する多年草。高さは60 - 120センチメートル程度。葉は長く扇状に広がり、宮廷人が持つ檜扇に似ていることから命名されたとされています。烏扇(からすおうぎ)とも呼称されます。
一日花の一つです。
本州・四国・九州に分布。
ですが、近頃はあまり見かけません。
私が知っているのは、とある里山地区の大きな庭を持つ民家の庭先で毎年咲きます。この1か所しか知りません。
私が子供の頃はもう少し見かけたような気もするのですが、ここ数年、夏があまりにも暑く、そんな時期に花を育いる輩も少なくなったと云う事なのでしょうか。