8/24.里山地区の藪で咲き始めていた自生のクズの花です。一般的には、お盆の季節ごろから咲き始めます。
クズはマメ科クズ属のつる性多年草。
山野に生え、半低木になります。日本では、根を用いて食材の葛󠄀粉や漢方薬が作られ、花は万葉の昔から秋の七草の一つに数えられています。
日本の地方によって、ウマノオコワ、ウマノボタモチ、ウラミグサ(裏見草)、カイコズル、カズ、カンコカズラ、カンネ、クズカズラ、クゾフジ、ゴゾバ、タズネカズラ、マクズなどの別名でもよばれています。
日本では古くから食用や薬用に用いられ、天然繊維の材料としても用いられています。
また長くて大きな根からは、葛粉が取れます。
今シーズン、自生のクズの花はこれが最初に見たものです。
この狂ったような暑さの中で見る、この色合いをした花を見ると、如何にもこれからの狂気の夏を感じさせてくれて、不思議な気がします。
このクズの花たちは、地球の未来予想図を昔から感じ取っていたのでしょうか・・・そんな気がしてなりません。