工房 遊 通信

新作紹介や日々の暮らしの中で考えた事、等々。
徒然なるままに記していきます。

暑さ寒さも「彼岸花」

2006-09-29 | 今日の作品
毎年この季節になると楽しみなのが「彼岸花」です。
その年によって花の赤色の濃さが違います。気温などの影響によるものなのでしょう。
この花が咲くと、また一年が過ぎたんだと実感します。
彼岸花はあまり縁起の良い花ではないという話も聞きます。花の色が血を表すとか・・・・。しかし最近は彼岸花でも、白・黄色などなど花の色の種類が増えているようです。
彼岸花をベースに改良をくわえた花も花屋さんには登場しているそうです。

私は夕方の彼岸花が大好きです。夕陽に照らされた彼岸花はなんだかゾッとするような妖艶さを感じさせます。

今日の作品はそんな「彼岸花」で創ってみました。
妖艶さを感じていただけたら幸いです。

不思議な距離感

2006-09-19 | 今日のひとりごと
久しぶりにプチツーリングに行って来ました。
奥大井から森町に抜ける杉林の林道の途中で撮った写真が今日の1枚です。
なんとかバイクとお友達になろうと日々研鑽を積んでいるのですが、なかなか奥は深いようです。

途中の蕎麦屋でやはり同じぐらいの年齢のライダーと出逢いました。
バイクに乗るようになって気が付いた事の1つに、バイク乗りに出逢う時の心持ちが外国で日本人に会ったときと似ていると言うことがあります。

お互いに話掛けたいのだけれど、なんだか気が付かない様に振る舞ってしまう。
こんな経験はありませんでしょうか?
不思議な距離感です。

今日は思い切って話しかけてみました。なんと高校の後輩でありました。
地元の話題でやや盛り上がった後「では気を付けて」とお互いに言い合って、右と左に別れて出発しました。

なんともおもしろい関係です。

バイクのおかげでこんな出逢いが増えてゆくことでしょうあ。

あ・うん

2006-09-14 | 今日のお仕事
11月11日にFM TOKYOホールで行われる「セリア・ダンケルマン・リサイタル2006」のチラシを制作しました。

セリアさんとは今年で10年のお付き合いになります。レコードメーカーのデザインルームにいたときに彼女の担当デザイナーになったのがきっかけでした。
インドネシア出身のエレクトーン奏者であるセリアさんとは仕事以外でも気があって家族同士のお付き合いとなりました。

毎年彼女のリサイタルのチラシを初めとした宣伝物をデザインさせていただいていますが、私にとってとてもやり甲斐のある仕事の1つです。

毎年彼女からはリサイタルのテーマのみを知らせていただいています(今年のテーマワードは 絆 と 和 です)、私がイメージを作り上げてデザインをしています。
いつも仕上がったデザインを気に入ってくださいます。デザイナーにとってはまさに理想的な仕事環境です。

「あ・うん」という言葉があります。
まさにそんな関係になっているわけです。

沢山の方と「あ・うん」の呼吸の関係になれればといつも思ってデザインをしています。

冬の備蓄

2006-09-11 | 今日の作品
やっと体が薪割りを思い出してきました。
この木の山をどうしましょう・・・・!
と思っていましたが。最近購入した薪割り用の斧と楔のおかげで堅い木も何とか割れます。

そんなこんなで「今日の1枚」のような薪の姿になりつつあります。
薪割りでなにが楽しいといって、スパッと一撃で割れた時と、積み上げられた出来上がった薪の姿を見る時が最高です。

今積み上げている薪は来年11月頃から使い始めるつもりですが、このような冬の備蓄が見えるとなんだかとてもホッとします。

薪はまだまだ足りては居ません。
さてこの辺で外に出て薪割りでもしましょうか。

冬の準備

2006-09-04 | 今日の作品
もうそろそろしなくては・・・と気になっていたのですが。
やっと重い腰を上げました。
来年用の薪の準備です。薪は最低でも割ってから1年は乾燥させないとなりません。生乾きだとストーブにタールなどが付いてよろしくないのだそうです。
そんな訳で本日来年11月頃から使い始める為の薪の仕込みを始めました。

まず薪用の木の仕入れです。浜名湖の北に位置する「引佐町森林組合」に間伐材を分けてもらいにトラックで出かけました。1トントラックにいっぱい積んで我が家に帰って来ました。

畑の横に下ろします。

さて、ここからが大変です。いわゆる「薪割り」に入ります。木は切ってから時間が経てば経つほど堅くなります。斧が入らなくなってしまいます。
時間との勝負です。堅い木は専用の楔を使います。それでも太い木になると大変です。斧を振り上げていて「いったいなんでこんな事をしなくちゃいけないんだろう」と思いながらも、斧の重さを利用しながら振り下ろします。

この繰り返しがしばらく続きます。

仕事に疲れると、ちょっと気分転換に外で薪割りです。
でもあまり割りすぎるとマウスを持つ手がふるえて来ます。
ほどほどにしましょう。

妻に「まだこれだけ割らないといけない、いやになってしまう」とこぼしたら
妻は「まだあれだけ遊べるじゃないの・・・。」

そうでした 工房 遊 は生活を遊ぶことがテーマでした。

妻に1本取られた昼下がりの薪割りでした。

秋の花

2006-09-03 | 今日の作品
携帯電話写真シリーズの第2弾です。

携帯電話のカメラでは撮影出来る画質がいくつか選ぶ事が出来るようになっています。今回はあえて一番低い画質で撮影した写真を使ってみました。
手ぶれも一つの特徴と流れるような写真を撮ってみました。
いかがでしょうか?