10月1日
気がつけば10月、2007年も残り3ヶ月。しかも夜中の地震。
肌寒いくらいの気温といい、なんだか気持ちの引き締まる10月の始まりとなりました。
周りを見回してみると、稲刈りの済んだ田んぼが増えてきました。

今は小さな田んぼも機械で刈れるようで、気がつくとすっかり綺麗に刈られています。
美味しい新米の季節ですね。
美味しいご飯はそれだけでご馳走ですが、稲は他にも贈り物をくれます。
収穫後の稲からは、お米 はもちろん、糠(ぬか)、籾殻(もみがら)、藁(わら)がとれますが、
私の楽しみは藁をいただいてくること。
備前焼などのやきものがお好きな方はご存知でしょうが、
藁を使って行う、火襷(ひだすき)という技法があります。
お皿の上に藁を乗せて
動かないように重しを乗せて
これは、同じ形のお皿を何枚か重ねて、模様をつけながら重しとすることもあります。
これを本焼きすると
藁のあったところが赤く発色して模様になります。
花瓶などは、藁を巻きつけて模様がつくようにします。
藁のあたりぐあいで、思ったよりもたくさんの色が付く事もありますが、
これしか付かなかったかぁ、
なんて事もあります。
100%思ったようにはならない所が、焼き物の面白さでもあり、
それだけに思いがけずうまくいった時には、その喜びが倍増するというわけです。
さて、藁をいただいたら、どんな作品を作りましょうか。
陶芸教室の時に、「火襷で!」と指定してくだされば、皆さんにも作れます。
ご希望の方はご遠慮なくお申し出下さいね。
今年もまた、稲からの贈り物を楽しみたいと思っています。

気がつけば10月、2007年も残り3ヶ月。しかも夜中の地震。

肌寒いくらいの気温といい、なんだか気持ちの引き締まる10月の始まりとなりました。
周りを見回してみると、稲刈りの済んだ田んぼが増えてきました。


今は小さな田んぼも機械で刈れるようで、気がつくとすっかり綺麗に刈られています。
美味しい新米の季節ですね。

美味しいご飯はそれだけでご馳走ですが、稲は他にも贈り物をくれます。
収穫後の稲からは、お米 はもちろん、糠(ぬか)、籾殻(もみがら)、藁(わら)がとれますが、
私の楽しみは藁をいただいてくること。

備前焼などのやきものがお好きな方はご存知でしょうが、
藁を使って行う、火襷(ひだすき)という技法があります。




これは、同じ形のお皿を何枚か重ねて、模様をつけながら重しとすることもあります。


藁のあったところが赤く発色して模様になります。
花瓶などは、藁を巻きつけて模様がつくようにします。
藁のあたりぐあいで、思ったよりもたくさんの色が付く事もありますが、
これしか付かなかったかぁ、

100%思ったようにはならない所が、焼き物の面白さでもあり、
それだけに思いがけずうまくいった時には、その喜びが倍増するというわけです。
さて、藁をいただいたら、どんな作品を作りましょうか。
陶芸教室の時に、「火襷で!」と指定してくだされば、皆さんにも作れます。
ご希望の方はご遠慮なくお申し出下さいね。
今年もまた、稲からの贈り物を楽しみたいと思っています。
