私の本棚には、もう十年も前に韓国で購入した「中国語表現集」なる書物が置かれています。600ページ近くもある大冊ですが、実はこれを全部パソコンでハガキ大のカードに打ち直し、勤め帰りに暗記するということをやっていました。いや、正確にはやろうとしていました、という方が正しいでしょう。親しくなれば一緒に帰る人ができますから、なかなか時間がとれません。朝は韓国語カード、帰りは中国語カードというつもりでしたが、少しもはかどりはしませんでした。特にJTにいた時は同じ科の某先生が私の駅より一つ先の金町駅を利用していたので、実質学習時間は0に等しかったと思います。KTSでは最初の2年間はそれなりに一人ぼっちで帰ることも多かったのですが、後の2年間は同僚と帰ることが多くなりました。今度は最寄り駅の松原団地まで一緒の人もいて、またまた中国語は御留守になり、かえって退化してしまったような気がします。
昨年から週2で東亜学園に通い始め、それぞれ80分にしかならない授業ですが、早朝5時に家を出るという生活でなんとか通い通しました。この間、それほど大したレベルの中国語をやったという実感はありませんでした。何しろ中級と中上級に過ぎませんから。
しかし、先ほど思い立ってあの「中国語表現集」を取り出して見ると、以前はなかなか難しく、辞書を引き、訳文(といってもハングルですが)を対照して赤ペンでカードに書き込みをしていたものが、何だ、こんなもんか、というほどにやさしく感じられるではありませんか。中級は実質本文は70ページ程度、中上級は顔つなぎで席を置いただけなので、ほとんど学習していませんが、それでも続けているとそれだけの成果はあるのだと痛感した次第でした。
上級に進み、今度はついて行くのが困難なほど一気にレベルアップしてしまいました。教えてくださるのは(おそらく中国の教育困難校で教えた経験のある←私の推測)沙先生という方なので、高いレベルを要求しながらも良く我々の身になって教え方を考えてくださっていることがありありとわかります。ここで逃げたら男がすたる!と思いつつも、高校時代の10分の1に減退した記憶力を最大の武器?にして頑張らなければならない身には、時につらい場面もあります。今になって英語が苦手な生徒がどんな気持ちで私の授業を受けていたかに思いをはせています。(笑)
昨年から週2で東亜学園に通い始め、それぞれ80分にしかならない授業ですが、早朝5時に家を出るという生活でなんとか通い通しました。この間、それほど大したレベルの中国語をやったという実感はありませんでした。何しろ中級と中上級に過ぎませんから。
しかし、先ほど思い立ってあの「中国語表現集」を取り出して見ると、以前はなかなか難しく、辞書を引き、訳文(といってもハングルですが)を対照して赤ペンでカードに書き込みをしていたものが、何だ、こんなもんか、というほどにやさしく感じられるではありませんか。中級は実質本文は70ページ程度、中上級は顔つなぎで席を置いただけなので、ほとんど学習していませんが、それでも続けているとそれだけの成果はあるのだと痛感した次第でした。
上級に進み、今度はついて行くのが困難なほど一気にレベルアップしてしまいました。教えてくださるのは(おそらく中国の教育困難校で教えた経験のある←私の推測)沙先生という方なので、高いレベルを要求しながらも良く我々の身になって教え方を考えてくださっていることがありありとわかります。ここで逃げたら男がすたる!と思いつつも、高校時代の10分の1に減退した記憶力を最大の武器?にして頑張らなければならない身には、時につらい場面もあります。今になって英語が苦手な生徒がどんな気持ちで私の授業を受けていたかに思いをはせています。(笑)