ただいま放送中ののバラエティー番組を見ながらの感想です。「白いダイヤ」と銘打って、吉野川の河口付近で漁をうっている場面です。白いダイヤとは一体何かな?と思って見ていると、それはただのウナギの稚魚なのでした。いや、今時ただのウナギの稚魚などというと罰が当たりますね。何しろキロ当たり70万円もするのだそうです。画面で見ていると、漁師たちは、一匹また一匹と、ばらばらに時々姿を見せる稚魚を、小さな網(昆虫採集の網よりも小さい)で丁寧に掬い取っています。長さ10センチに満たない透明な稚魚です。一匹あたりにしたらいくらに該当するのやら。
しかし、この場面を見ながら私は違和感を感じざるを得ませんでした。本年をもって還暦に達した私、こう見えても東京は23区内の出身です。・・・が、私が生まれ育った江戸川区葛西というところでは、ウナギの稚魚なんてものは大群をなしてその辺を勝手に泳ぎ回っているものであって、誰も見向きもしない雑魚だったのですから。
問題は、こうしてマリワナ海峡付近からはるばる日本まで何千㌔も遠泳を重ねてやってきた稚魚、それも無茶苦茶に数が減ってしまったものをとっては養殖に回し、食べてしまっているということですね。ただでさえ少ない稚魚を結局は食べてしまい、産卵場所まで帰してやらないのですから、ウナギがどんどん減るのは避けられません。そこで提案です。誰も賛成してはくれないと思いますが・・・。ウナギの稚魚(私どもはめそっこと呼びます)を向こう20年間禁漁とする。できれば50年くらい禁漁にしてその間に人工産卵、人口飼育の技術を開発することを期待します。20年から50年あれば自然の資源として量的な回復が期待できるでしょうし、稚魚が手に入らないとなれば人工的に産卵飼育する方法もおのずと開発されようというものです。
ところで、ウナギが積極的に食べられようになったのはどうやら江戸時代、あの平賀源内が、ウナギ屋に泣きつかれて、土用の丑の日にはうなぎを食べるのが良いというキャッチコピーを考え出してからだという話を読んだことがあります。チョコレートを売りたい菓子業者がバレンタインデーをチョコを贈る日として宣伝したのとよく似た手口ですね。
しかし、この場面を見ながら私は違和感を感じざるを得ませんでした。本年をもって還暦に達した私、こう見えても東京は23区内の出身です。・・・が、私が生まれ育った江戸川区葛西というところでは、ウナギの稚魚なんてものは大群をなしてその辺を勝手に泳ぎ回っているものであって、誰も見向きもしない雑魚だったのですから。
問題は、こうしてマリワナ海峡付近からはるばる日本まで何千㌔も遠泳を重ねてやってきた稚魚、それも無茶苦茶に数が減ってしまったものをとっては養殖に回し、食べてしまっているということですね。ただでさえ少ない稚魚を結局は食べてしまい、産卵場所まで帰してやらないのですから、ウナギがどんどん減るのは避けられません。そこで提案です。誰も賛成してはくれないと思いますが・・・。ウナギの稚魚(私どもはめそっこと呼びます)を向こう20年間禁漁とする。できれば50年くらい禁漁にしてその間に人工産卵、人口飼育の技術を開発することを期待します。20年から50年あれば自然の資源として量的な回復が期待できるでしょうし、稚魚が手に入らないとなれば人工的に産卵飼育する方法もおのずと開発されようというものです。
ところで、ウナギが積極的に食べられようになったのはどうやら江戸時代、あの平賀源内が、ウナギ屋に泣きつかれて、土用の丑の日にはうなぎを食べるのが良いというキャッチコピーを考え出してからだという話を読んだことがあります。チョコレートを売りたい菓子業者がバレンタインデーをチョコを贈る日として宣伝したのとよく似た手口ですね。