飛行機に乗り、運良く天気が良くてかつ窓の外が良く見える席に座れたとします。海外便はすぐに海の上に出てしまうのでだめです。できれば九州へ向かう国内便が良いと思います。上空から下界を見下ろすと、この狭い日本の至るところに、驚くほど多くのゴルフ場が造成されていることに気が付きます。
本日の読売新聞11ページ。有名が数学者の藤原正彦という人がエッセイを書いています。その中に記されていたこと:
「環暦を過ぎた頃、禁断のスポーツ(ゴルフのこと)を始めた。ゴルフは自然の美しさを気づかせてくれた。春には芽吹く草花秋には紅葉。コースによって、季節で変わる山々の様子に見入ったり雄大な海の名がを楽しんだり・・・」
私は思いました。この人はどんなに偉い数学者なのか知りませんが、人として生まれて本当に60歳を過ぎるまで自然の美しさを知ることがなかったのか・・・・・。この人は、元の自然を大々的に破壊しない限り立派なゴルフ場は造成できないのだということを知らないのか・・・・・。上空から見ると、この人に自然の美しさを気づかせてくれたというゴルフ場が、いかに自然の美しさを損ねているかが良くわかります。それはまるで緑の中を虫が食った後のように広がっているのです。しかも日本中至る所で。
ゴルフ場は基本的に大々的に山の木を引っこ抜いて整地し、そこに芝生を植えます。自宅に庭があって芝生を植えた経験がある人はご存じでしょう、せっかく植えた芝生もあっという間に雑草にとって代わられてしまいます。狭い庭なら手で抜くことも可能でしょうが、広大なゴルフ場です。そんなことでは間に合いません。化学薬品を使って芝生以外の雑草を排除するのです。なおかつ、芝生の上にはさりげなく微細な小石が撒かれているのだそうです。砂粒より大きいその石は、緑色に着色されています。つまりゴルフ場の芝生というのはこれ以上ないほど人工的なものなのですね。自然の木を引っこ抜き、薬品や人工物を用いて維持しているのがゴルフ場なのです。したがってゴルフ場へ通って自然の美しさを堪能する人の感性は根本から勘違いしていると言えるでしょう。
そんなわけで、私はゴルフ場についてはあまり好感を持っていないのです。すみません。
(ゴルフ場の内幕については。千葉県のとあるゴルフ場に勤務していた私の実兄から直接聞いた話です。想像ではありません。
本日の読売新聞11ページ。有名が数学者の藤原正彦という人がエッセイを書いています。その中に記されていたこと:
「環暦を過ぎた頃、禁断のスポーツ(ゴルフのこと)を始めた。ゴルフは自然の美しさを気づかせてくれた。春には芽吹く草花秋には紅葉。コースによって、季節で変わる山々の様子に見入ったり雄大な海の名がを楽しんだり・・・」
私は思いました。この人はどんなに偉い数学者なのか知りませんが、人として生まれて本当に60歳を過ぎるまで自然の美しさを知ることがなかったのか・・・・・。この人は、元の自然を大々的に破壊しない限り立派なゴルフ場は造成できないのだということを知らないのか・・・・・。上空から見ると、この人に自然の美しさを気づかせてくれたというゴルフ場が、いかに自然の美しさを損ねているかが良くわかります。それはまるで緑の中を虫が食った後のように広がっているのです。しかも日本中至る所で。
ゴルフ場は基本的に大々的に山の木を引っこ抜いて整地し、そこに芝生を植えます。自宅に庭があって芝生を植えた経験がある人はご存じでしょう、せっかく植えた芝生もあっという間に雑草にとって代わられてしまいます。狭い庭なら手で抜くことも可能でしょうが、広大なゴルフ場です。そんなことでは間に合いません。化学薬品を使って芝生以外の雑草を排除するのです。なおかつ、芝生の上にはさりげなく微細な小石が撒かれているのだそうです。砂粒より大きいその石は、緑色に着色されています。つまりゴルフ場の芝生というのはこれ以上ないほど人工的なものなのですね。自然の木を引っこ抜き、薬品や人工物を用いて維持しているのがゴルフ場なのです。したがってゴルフ場へ通って自然の美しさを堪能する人の感性は根本から勘違いしていると言えるでしょう。
そんなわけで、私はゴルフ場についてはあまり好感を持っていないのです。すみません。
(ゴルフ場の内幕については。千葉県のとあるゴルフ場に勤務していた私の実兄から直接聞いた話です。想像ではありません。