新型コロナ渦の中、奇跡的に橿原文化会館大ホールでの開催。
ゲストに関西のみならず日本でも指折りの青木崇先生と、バレエスタジオミューズ所属の上村崇人さんをゲストに招いての白鳥の湖、コッペリアなどを上演。
前日昼からスタッフに入っていただいて装置の仕込み、その後夕方から生徒たちのゲネ。
三部構成で一部ずつ一時間前後のゲネなので時間との戦い。
今回白鳥の湖を上演することにしたため、前で見てチェックしながら自分が真ん中で踊るのが本当に大変でした。
そして当日朝9時から楽屋入り。
レッスンだけでも自分の時間をと、急遽レッスンティーチャーとして末原雅広先生にお越しいただきバーレッスン。
10時から11時までおこない、その後王子とオデットとロッドバルトの打ち合わせと自分のメイク。
12時から音出しと照明入りのゲネ。
白鳥に関しては後程照明プランの確認。
その後二部のバレエコンサートと三部のコッペリアのゲネをチェック。
照明プランを照明さんと確認しながらなのでなかなかに忙しい。でも凄く良いライトを当ててくれて、衣装も装置もとってもよく映える。
作品の固定概念ではなく、衣装と個人の雰囲気で色がちゃんと変わる。
こういう人に支えられているということを出演者も知った方がいいね。
こういうのって本当にセンスと相性だと思う。出会えたことに感謝。
そして写真撮影とあっという間に本番開演。
怒濤の二時間ちょい。
10周年だし、泣くかなと思ったけど楽しかった方が大きいからそういえば泣かなかったなぁ。第一回はコーダで泣いてたんですけどね
その後今回は客席を開放して密にならないように面会。
今年ほとんどコロナに振り回されつつ隙を見ては練習(笑)お陰でみんな作品に愛着をもってやってくれた気がします。
で、自慢じゃなくて褒められたことで自信がついたことは
振付、演出のセンスがいい。
照明、装置が良い。
生徒ちゃんが何人かお客さんの目に留まっているということと、みんなが2年前より上手になっている。
て言ってもらえたのは最高のご褒美。
ちゃんと成長してくれてるから私も限界までいろんなものを絞り出す。
今日とある方から嬉しかった言葉をご紹介します。
『たかが発表会だし、観てもつまんないだろうなーと思いながら観に行きましたが、クオリティの高さにビックリしました。』
『子供たちがイキイキと楽しそうに踊っている姿が微笑ましくて、世知辛い日常を忘れることが出来ました』
これほんとに私のモットーです。
そして今回お客様にちゃんと届いたんだなって実感できた舞台になりました。
こっちが本気でものづくりをするから、スタッフさんたちも本気でやってくれる。職人さんたちの心意気を無駄にしないためにもこれからも研鑽を積んでいこうと思いました。
この発表会を支えてくれた全ての人に感謝です
そして辛いとき、もう投げ出しそうになったときに励ましてくれた大好きなパートナーと親友にはありったけの愛を捧げます
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