こたちゃんのブログ

バレエスタジオのことを中心に、思いのままにつづっています♪
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2日連続のソウダバレエスクール公演に行ってきた

2019-07-15 19:35:23 | バレエ

7/12、13日の金曜土曜日二日間ソウダバレエスクール45周年記念公演と発表会があったので観に行って来ました。

場所は尼崎アルカイックホール、1800席くらいはあるはずですが、初日のジゼル公演はヒューストンバレエのプリンシパルに昇格した飯島望未ちゃんと、ご存じ清水健太様。ノゾはインスタグラムでも知られているし、シャネルのモデルや雑誌の表紙を飾ったりバレエ以外でも活躍していることもあって一階席はほぼ満席。
受付お手伝いしましょかっていうくらいの長蛇の列で、開演は10分ほど押してしまいましたが、逆にこれで済んで良かったねって感じでした。

今回のジゼル、実は18年前にミューズ公演として、康村和恵ちゃん、デレビアンコのドレスデンペアが主役で上演しています。私も当時はミューズ公演に出させていただいてたので終電までリハーサルを重ねてたことが今でも記憶に残ってます。

さて、今回のジゼル、前回と大きく違うのは出演者がスクールかオープンかってところなんです。

大人がするから良いとか悪いとかじゃなくて、オープンクラスってそもそもひとつのクラスで、まぁ、ある意味対等で、その中で実力があるかないかが概ねモノを言うと思うんです。
もちろんレッスンティーチャーと懇意だとかもあると思うけどあの時のミューズのオープンクラスってそれはそれは人数も多くて、オープン自体が珍しい時代だったからとってもエネルギッシュな環境だったと思います。
もちろん当時もスクール生が出演してましたが、一幕は特にオープンメンバー。

だから、たとえ和恵ちゃんでもデレビアンコでもやっぱり大人同士対等な感じなんですよね。

その点、今回はペザントも卒業生ではあるけどジュニア生にしてみればあんまり見たこと無い人。
なんだかそんな距離感が残念ながら垣間見られちゃって勿体なかったです。


とはいえ!
ノゾのポアント音ならな一い!とか、照明超キレイ!とか、アルブレヒト驚異のシス48回!とか。
十分『スゴーイ』を堪能してきました。
その中で1つだけこれ絶対!
田島和実さん演じる、ジゼルのママ、ベルタ。
和実さんのお嬢さんも知っているだけに、
『あー、ゆーはちゃんはこうやって和実さんに愛されてるんだなー』って、母の愛を実感して、ジゼルが死ぬときの、何もしてあげられなくて、救えなかった感じが今でも忘れられず、というか、思い出すだけで泣けてきます。
ジゼルはなんでベルタの手を振りほどいたんだろうね。

それから2日目!
発表会の方。
秀逸というか、久しぶりに日本人でしっかりした体(結構日本人って細すぎたりするから)、柔軟な体を隅々まで使いきって伸びやかでパワフルでスッゴかったのが藤井彩嘉ちゃんのコッペリア。抜群のコントロールで、多分一人でパドドゥ出来る(笑)しかもあと五回くらいは連続で(笑)
オシポワみたいなジャンプするから必見ですよー!
あと、オーストラリアバレエ学校所属の池田紗弥ちゃんのクルミ、スロバキア国立劇場バレエの佐藤玲緒奈ちゃんの振り付けFURERUは出演者全員がコンテを踊りなれていて、作品の意図を理解して踊っているので、長めの作品ながら惹き付けられる作品でした。

テクニックはもちろんのことながら、それだけにとらわれず、作品を表現することが出来る人達に感動。

そして海外で活躍しているみんなを関西にいながらにして観られる凄い機会に感謝です(*^_^*)

ノゾ顔半分!

2019-07-07 09:07:18 | バレエ
近年モデルやCMでも大活躍、また、ヒューストンのプリンシパルに昇格された飯島望ちゃんが、宗田バレエ45周年公演のため帰国。

先日ミューズで会えました〰️\(^_^)/
相変わらず軽やか(*^_^*)
でもすごくおねえさんになってて(私が言うなって感じですけど)今からジゼルが楽しみです(^_^)

7月12日金曜日アルカイックホールです(^_^)

因みに写真ノゾと一緒に撮ったらヤバいからちょっとでも後ろにと思ったんですけど、全く無理でした(^_^;)

初めての日展

2019-07-01 12:48:29 | バレエ
先週水曜日になりますが、ふと地下鉄で広告を見て、ふらーっと行ってきました、初めての日展。

これまで美術館に行くと言えばお目当ての絵があったり、やれ若冲だとかやれ等伯だとかフェルメールだとか、誰もが知ってるようなものしか行ったことがなかったのですが、ここ最近、古美術商の方とのちょっとしたご縁から現代の日本人画家の絵を目にする機会が何度かあり、名前は知らなくても自分が良いと思う物と出会えるのか試してみたくなって大阪市立美術館に行ってきました。

第一印象どれも作品が大きい(*_*)

あんなに大きい作品ってあんまり見ないからただただ見上げておりました。

さて、門外漢のド素人が観た日展。正直いうと疲れました。どやさどやさって主張しすぎているものもあって、特に2階は何故かアニメっぽいものとおどろおどろしい物とで、ちょっとしんどくなりました。
2階は日本画のはずなのに予想していたものと全然違う。
世界観前面押しなのが意外でした。


洋画もきっとこれまでに色んな技法とか出切ってしまってるんでしょうかね。
結局その人が何を切り取ってどう表現するか、ほんとに難しいんだろうなーってつくづく思いました。

一番面白かったのは焼き物とかの工芸品部門。
分からなすぎて、でかいなーとかそんな感じで飽きずに見られます(^_^;)


さて、逆に一番見方が分からなかったのが彫刻。
なんせ私の中の彫刻はOne&onlyでミケランジェロのピエタなんです。だからあとは何がいいのか分からない。
あと日本にはたくさんの仏像とかがあって、きっと私にとっては祈りの対象なのかもしれませんね。

これまで観てきた作品と言えば概ね亡くなってる作家さんのものなので、現役で活躍中の方ってそう言えば初めてだなーと。

芸術っていろんな分野がありますがどれもきっといばらの道。
観る人のこころが震える作品が生まれますように✨