こたちゃんのブログ

バレエスタジオのことを中心に、思いのままにつづっています♪
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ABTのマノン

2014-02-24 13:49:43 | ブログ
ABTのマノン
2月23日びわ湖ホールでABTのマノンがあったので見に行ってきました
 
初めてマノンを見るので先日買ったDVDで少し予習。
 
 有名な寝室のパドドゥも、沼地のパドドゥも、ようやく話がつながります
主役はマノンにジュリーケント、デ・グリューにロベルト・ボッレと、これまたなかなかお目にかかれない二人です。
 
さて、初めての全幕マノンの感想は…
 
ホントに不幸でいいことなしな人生で、みてるこっちも疲れました!!
 
お話は、マノンと神学生のデ・グリューが恋におちるのですが、マノンの兄はお金欲しさにマノンをある公爵の愛人にさせようとします。
お金に目が眩んだマノンも一旦はそれを受けるのですが、デ・グリューへの愛とで揺れ動き、愛の逃避行。逃げた先は新天地ニューオリンズですが、またそこでも売春の罪に問われたマノンは看守に言い寄られ、助けに来たデ・グリューは看守を殺してしまい、沼地へと逃げていって、そこでマノンはデ・グリューの腕の中で亡くなります。
 
 
 
 全幕徹してほぼ笑顔をみることなく、どんどん不幸の階段を転がり落ちて行ってました…
 
ものすごいテクニックのオンパレードで、一旦踊り始めたら一曲が非常に長い
すごいのですが…
座席が遠かったからでしょうか、奔放な乙女の魅力とか、ファムファタールとか、そういったものがあまり伝わらないというか、マノンを踊るにはジュリーケントは知的過ぎるのかも知れません
ジュリーケントはわがまま言わなさそうなんですもん(笑)
 
 
素晴らしいダンサーばかりなんですが、ふとした弾みで人生がガラリと変わってしまうような、自分たちではどうにもならない不条理とか、そういうことがもう少し大げさに表現されててもよかったかな~って思いました
 
とはいえ、ABTのコール・ド・バレエからプリンシパルまで踊れる人たちばっかりで、カーテンコールの時に、意外と出演者が少ないことに驚きました!!
装置も凄くて、びわ湖ホールの奥行きがしっかりと活かされていました
 
それから、決してメジャーな作品とは言えない公演で、びわ湖ホールがほぼ満席たったのはすごい事だと思います。
 
一般の方も多く、びわ湖ホールの企業努力というか、そこもずいぶん力を入れてらっしゃるのだろうな~なんて思いました
 
 



所信表明!

2014-02-23 15:29:04 | ブログ
所信表明!
今日はオープンクラスの指導の日なので、いつも通りスタジオへ。
靴箱の上にある郵便受けをふと見たら一通のハガキが入っていました。
 
よく見たら生徒からのハガキです。
 
    
 
年賀状
 
いやいや、来てたし。
 
 
で、よくよく見たら絵はがきです
 
なかなか味のある文字とユーモアのある文章と絵で思わずニヤリとしてしまいました
 
 
聞けば絵はがきを出しましょうという学校からの課題だそうで、出す人も内容も全部自分で考えたのだそうです
 
文字は竹串で書いたそうで、とても味わい深いものになってます
 
 
絵も私のツボを刺激する関係性の持たせ方
 
 
いい個性が出せるようになって来ているのかな~と、ますますこの子の成長が楽しみになりました



イメトレ!!

2014-02-16 22:34:27 | ブログ
イメトレ!!
私が子供の頃ってもっとバレエ団来てたんじゃないのーって思うんですが、いかがでしょうか
 
かく言う私も最近バレエ団公演をあまり見に行ってません
 
チケットも高くなってきている気がします
 
生徒ちゃん達に聞いてみてもバレエを生で観たことがない子がいっぱい!!
 
これでは憧れたり目標にするダンサーが見つからないばかりか、バレエってこんなものっていうざっくりした雰囲気すら掴みにくいんじゃないか
 
ということで、貸し出し用にDVDをいくつか買ってみました
 
早速生徒ちゃん達が借りてくれたので、勢い付いてこんなものまで
 
このレッスンDVD見た次の日の自分のレッスン、どうやらいい感じだったそう(先生談(笑))
 
いくつになってもイメトレは大事
 
ましてや子供達にとってはなおのこと!!
 
そして日々のイメージは私で作られることになるのだから、ホント気が抜けない
 
 
 



宮川彬良さんとシエナ・ウインド・オーケストラ

2014-02-16 00:01:02 | ブログ
宮川彬良さんとシエナ・ウインド・オーケストラ
宮川彬良さんとシエナ・ウインド・オーケストラ
NHKのクインテッドや、題名のない音楽会でも有名な宮川彬良さんとシエナウインドオーケストラのコンサートが、橿原万葉ホールで開催されました
私も宮川さんの編曲が好きで昨年に開催を知って、すぐにチケットを買い、今日までずっと楽しみにしていました
 
ようやくその日が来て、昨日の雪が残る中、レッスン帰りにギリギリ駆け込んで行って来ました!!
 
まず驚いたのは、満席だということ。
そして中学生らしき制服姿の子達がたくさんいること。
はじめはあれ?チケット余ったのかなと思ったのですが、どうやら中学の吹奏楽部が来られてたみたいです
一流の舞台はそこにいるだけで価値がありますからね♪
 
内容は2部構成で、一部は編曲な妙を、二部は作曲の妙を、といったところでしょうか。
 
まず何よりホールいっぱいの音量に驚きました
失礼ですが、万葉ホールの本当の実力が発揮出来たのを初めてみた!って感じです
 
それから吹奏楽の力強さも改めて感じました!!
実際プロの吹奏楽のコンサートは初めてなんですが、こんなに生き生きとした音を出すのかと驚きました
 
会場との一体感など真似出来ない素晴らしいコンサートで、あっという間の二時間でした
 
今回見逃した方は是非次の機会に足を運んでいただけたらと思いますし、私も到底及びませんが、楽しんでいただける舞台を作りたいと思いました♪