ハートロンダリング

先日、ずーっとご無沙汰していた、あるお稽古の先生にほんとにほんとに久しぶりにお目にかかってきました。

祖母が亡くなる一年前からとある方にご紹介をいただき、天満橋まで通っていたのですが、祖母の死から母の病気の看護、父の介護などもあって、失礼なくらいご無沙汰してしまっていました。


一年が過ぎ、そろそろと思いながらも、またいつお休みしてしまうかわからない状況で、再開するのが可能なのかと悩みつつ、出来るところまでやって、無理なら残念だけど辞めないとなーと思っていました。


先生とお目にかかって、これまでのあれこれをお話していたら
『会話の内容が以前と全然違うので、本当にいろんな事があったんですね。』と気遣ってくださり、
月一回でもよかったら通わせていただこうと思っていた私に
『せめて上半期下半期一回ずつ』なんていう驚きのハードルの低さを提示してくださいました。

逆にもうちょい来れそうじゃないかなぁ？とか思っちゃうくらい本当にありがたいお気遣い、甘えさせていただくことにしました。

大人になって、いろんな事情が出てきて、好きなことばかりを、やりたいことばかりを選べる事が奇跡に近いと知るようになって、好きなことじゃなく必要なことが最優先になってきたとき、それでも少しでも関わっていたいと思っている気持ちをちゃんと受け止めてもらえる、それがどんなに嬉しいことか、身をもって感じました。

行けるときに、来られる時に、でも楽しさは忘れずに、待っててもらえることを心の拠り所にして、しばしのご無沙汰。

おかげさまで心がスッキリ軽くなって、私の方にも心のゆとりができました。

なので、ハートロンダリング。
心の洗濯。

春を前に。