雨日記

雨とイギリスとアートにおけるコーヒーなはなし。

読み返し。

2006-05-14 10:00:04 | Weblog
いまだにふねけてる ごろごろ 
でもまだ前の余韻かなにかでごろごろしてると
どこかで不安になってるときがある

これはよくありません。

切るときをつくんないと
入れるときにまいってしまうし
なにより、僕はもともとその空気を入れ替えるの時間が大好きなのだ。

今日は昔懐かしい本を読んだ。

吉本ばななさんの本で、これを読んだのはちょうど
本を読み出しました てな時期だったと思う。

高校でてちょっとのときだから 多分二年前くらいだと思う。

その頃から今までを思い出して

この二年というのが
驚くくらい長く感じたり もう二年なのか でも 同時に
驚くくらい短くも感じる まだ二年なのか

その間に色々なものが変わってきた 感性も 性格も 考え方も 周りも

変わった てよりも 変わってきた
changed じゃなくて have changed なのだ 

こっちにきてから昔体験したものを今もう一回体験することがある

体験するものは 映画だったり 音楽だったり 本だったり 絵画だったり 人間関係までも含まれるんだけど

自分のそういったものたちは ここ3、4年の間に急激に積み上げられた
その前の人生よりも ここ3、4年の間の方が自分とそのまわりのそういったものたちのことを本気で考えた。

だから、その期間での色々な体験は自分の中でかなり大事なものとして扱われてきたし
それをけっこう信じていたと思う。 

でも実際に どうだろう 

だって実際全然ちがうんだよ 
今、同じものを体験しても 
もう 前のようにはとらえる事は出来ないんだな これが

昔は ガーン て揺り動かされたものも 今だと ねえ

こう書くととてもマイナスでネガティブだ でも実は

昔は ヘー ぐらいだったものに 今 それはもう ガーン といかれてるときもある訳で

だからさ
これは + でも - でもないってことだ

これに対して 成長 というというには、とてもポジティブすぎると思う
けど
ただ 変化 といっても、それだけじゃないんあだよなあ て突っ込みたくもなる


諸行無常って なんか 聞き慣れすぎて なにかかっこいい響きに聞こえたりもするけど

俺は結構おっかなく思える
でも
こうじゃなかったら、それはそれでつまらんことだな とも思うし


日々変わってくと思うけど
映画とか本とかは ただ その表面のはなしで
もっと奥のことについていうとしたら

芯があればいいと思う
自分にはまだないから 徐々につくられて行けばいいと思う
それで自分の大事な、揺るがしたくない事を芯にできればなおさらいいと思う。

今日本を読み返して やっぱり昔の感覚とはちがう
でもやっぱり ガーン てきて そしてそれは前とはちがうとこを 吹き抜けて行ったので

すこし複雑でも とても良い気分でした。
ここは大事にしよう 

だから いうなれば
大事なものを丁寧に扱いながら日々楽しくやってけたらいいと思う。本当にそう思う。