気づけば学生最後の夏休み。
とんでもなく長い休みをいかに使うかなんて考えているうちに、やる予定もなかったインターンなんてことも経験し、卒論もあらかたまとめ終わり、うさん臭いバイトで荒稼ぎをして、暇を見つけて絵を描いてたら、気づけば半分すぎていってしまったみたい。
休みの最後の日に徹夜で宿題。なんてことに、今まで全く無縁だったんだけど、逆にいうと、よくドラマとか漫画なんかでみる、皆で海とかバーベキューとか、女の子と夏祭りとか花火大会とか、そういうことにも無縁だったわけで。その理由として、毎年毎年、なんだかんだでやることがあったりして、そういうふうに遊び回れる感じじゃなかった、てのがあるんだけど、よく考えたら別にやることあったって、時間つくってそういう夏のイベントも楽しめたはず。ていうか、皆そういうふうにして楽しんでるはず。
だから、環境がかわっても、自分の夏休の過ごし方があんまりかわってなかったことに最近気づいた。だって、高三の夏、予備校の昼休みに駅の本屋いってロッキンオンの夏フェス特集(あの夏はフジが熱かった)を立ち読みしながら、俺はいったい何をやっているのだ、、、ていう気持ちになったけど、今の状況もたいしてそれから変わってないではないか!変わったことといえば、ロッキンオンがロメールの「夏物語」に変わったことぐらいだ。
そう、それで、俺の夏はこのままでいいのか!ていう気分になったわけで。
まあ、絵を描くのも、卒論もある意味、趣味の延長線上にあるので全く苦痛じゃないけど、だからといって、これが俺の夏なのか!と。それで、とりあえずカタチから入ろうということで、涼しい麻のズボンとタンクトップを買いにロンドンに繰り出したはいいが、繰り出したときは既に7月の最後。夏のセールもほとんど終わり、店にはもう秋物がでていた。夏物はすみの方に売れ残り品が少々。完全に出遅れた自分。なんだか、急に色々恥ずかしくなったけど、意地で目的のもを購入してしまった。
服の次は、髪だ、ということで、伸ばしっぱなしだった髪をかなり短くカット、そしてパーマ。切られてる間、美容師さんにさんざん海外放浪の旅をすすめられる。たしかに、バックパッカーとして世界をまわるのはひとつのロマンではあるけど、自分にとってそこにロマン以上のものはない気がする。そしてそれよりも仕事のほうに興味がある自分に気づく。この辺の考え方が、自分の夏休の過ごし方の原因である気がしないでもない。
髪型の方はというと、長年求め続けていたスタイルにたどり着いた気がした。イメージとしては若い頃の短髪のルー・リード。しかし、帰宅して同居人に言われたのが、パンチパーマあるいはギリシア神話、よってアポロン。
いったい何をやっているのだ、、、
その夜も、いつも通りアクリルガッシュで絵を描いた。
思い出したのがピーズのデビュー曲。
パンチパーマでパンクもすげーけど、パンチパーマで平面構成てのもかなりのもんだと思った。
そんな、学生最後の夏休み。
とんでもなく長い休みをいかに使うかなんて考えているうちに、やる予定もなかったインターンなんてことも経験し、卒論もあらかたまとめ終わり、うさん臭いバイトで荒稼ぎをして、暇を見つけて絵を描いてたら、気づけば半分すぎていってしまったみたい。
休みの最後の日に徹夜で宿題。なんてことに、今まで全く無縁だったんだけど、逆にいうと、よくドラマとか漫画なんかでみる、皆で海とかバーベキューとか、女の子と夏祭りとか花火大会とか、そういうことにも無縁だったわけで。その理由として、毎年毎年、なんだかんだでやることがあったりして、そういうふうに遊び回れる感じじゃなかった、てのがあるんだけど、よく考えたら別にやることあったって、時間つくってそういう夏のイベントも楽しめたはず。ていうか、皆そういうふうにして楽しんでるはず。
だから、環境がかわっても、自分の夏休の過ごし方があんまりかわってなかったことに最近気づいた。だって、高三の夏、予備校の昼休みに駅の本屋いってロッキンオンの夏フェス特集(あの夏はフジが熱かった)を立ち読みしながら、俺はいったい何をやっているのだ、、、ていう気持ちになったけど、今の状況もたいしてそれから変わってないではないか!変わったことといえば、ロッキンオンがロメールの「夏物語」に変わったことぐらいだ。
そう、それで、俺の夏はこのままでいいのか!ていう気分になったわけで。
まあ、絵を描くのも、卒論もある意味、趣味の延長線上にあるので全く苦痛じゃないけど、だからといって、これが俺の夏なのか!と。それで、とりあえずカタチから入ろうということで、涼しい麻のズボンとタンクトップを買いにロンドンに繰り出したはいいが、繰り出したときは既に7月の最後。夏のセールもほとんど終わり、店にはもう秋物がでていた。夏物はすみの方に売れ残り品が少々。完全に出遅れた自分。なんだか、急に色々恥ずかしくなったけど、意地で目的のもを購入してしまった。
服の次は、髪だ、ということで、伸ばしっぱなしだった髪をかなり短くカット、そしてパーマ。切られてる間、美容師さんにさんざん海外放浪の旅をすすめられる。たしかに、バックパッカーとして世界をまわるのはひとつのロマンではあるけど、自分にとってそこにロマン以上のものはない気がする。そしてそれよりも仕事のほうに興味がある自分に気づく。この辺の考え方が、自分の夏休の過ごし方の原因である気がしないでもない。
髪型の方はというと、長年求め続けていたスタイルにたどり着いた気がした。イメージとしては若い頃の短髪のルー・リード。しかし、帰宅して同居人に言われたのが、パンチパーマあるいはギリシア神話、よってアポロン。
いったい何をやっているのだ、、、
その夜も、いつも通りアクリルガッシュで絵を描いた。
思い出したのがピーズのデビュー曲。
パンチパーマでパンクもすげーけど、パンチパーマで平面構成てのもかなりのもんだと思った。
そんな、学生最後の夏休み。