沖縄の言葉が聞き取りにくいんじゃないかと危惧していたが、聞き取りにくかったのはカメラマンの専門用語だった・・・
【ネタバレなし】
石垣島近くの離島・竹富島。人口は300人ほど(?)。船着場には、沖縄の海と空がまぶしく映える中、ポツンと赤い郵便ポストが立っている。生活は苦しそうだが、住民が助け合って生きている様子がよくわかる。6歳のとき、安里風希の母は東京へ旅立ち、郵便局長の祖父と2人暮しを続ける。母親は毎年1月24日、風希の誕生日に手紙を送ってよこすが、帰ってくる様子はなく、やがて風希が高校卒業を迎える・・・
亡くなった父の遺影とともに父が愛用していたカメラに興味を持つ風希(蒼井優)。写真を撮ることの楽しさを覚え、やがてカメラマンを志すようになる。島では働き手が足りず、おじいには「海司(金井勇太)のとこの水牛の世話をせい」と島から出ることを禁止される。が、写真を撮りたいという自分の意志と東京に居る母親に会いたいという気持ちが強くなり、家を飛び出した。
冷静に観ると、カメラワークの拙さや現地エキストラの未熟な演技によって興醒めする部分もあったのですが、後半一気に感動の波が押し寄せてきて、涙をこらえることができませんでした。9.11衆議院選挙による自民党大勝によって、郵政民営化が確実なものになった今観ると、おじいが務める郵便局長もその座を奪われることになるんだろうなぁ。などと、側面からも哀愁を感じ、娘の想い、母の想いが熱く交錯してしまう。そして、「うつぐみ」という伝統的な相互扶助の精神。つらいことがあっても「なんくるないさぁ~」と声をかけたくなりますね(使い方違う?)
この感動を生むこととなった大きな要因は蒼井優と南果保の演技力。蒼井優の魅力全開、将来がとても楽しみです。
★★★★★(涙腺弱い・・・)
【ネタバレなし】
石垣島近くの離島・竹富島。人口は300人ほど(?)。船着場には、沖縄の海と空がまぶしく映える中、ポツンと赤い郵便ポストが立っている。生活は苦しそうだが、住民が助け合って生きている様子がよくわかる。6歳のとき、安里風希の母は東京へ旅立ち、郵便局長の祖父と2人暮しを続ける。母親は毎年1月24日、風希の誕生日に手紙を送ってよこすが、帰ってくる様子はなく、やがて風希が高校卒業を迎える・・・
亡くなった父の遺影とともに父が愛用していたカメラに興味を持つ風希(蒼井優)。写真を撮ることの楽しさを覚え、やがてカメラマンを志すようになる。島では働き手が足りず、おじいには「海司(金井勇太)のとこの水牛の世話をせい」と島から出ることを禁止される。が、写真を撮りたいという自分の意志と東京に居る母親に会いたいという気持ちが強くなり、家を飛び出した。
冷静に観ると、カメラワークの拙さや現地エキストラの未熟な演技によって興醒めする部分もあったのですが、後半一気に感動の波が押し寄せてきて、涙をこらえることができませんでした。9.11衆議院選挙による自民党大勝によって、郵政民営化が確実なものになった今観ると、おじいが務める郵便局長もその座を奪われることになるんだろうなぁ。などと、側面からも哀愁を感じ、娘の想い、母の想いが熱く交錯してしまう。そして、「うつぐみ」という伝統的な相互扶助の精神。つらいことがあっても「なんくるないさぁ~」と声をかけたくなりますね(使い方違う?)
この感動を生むこととなった大きな要因は蒼井優と南果保の演技力。蒼井優の魅力全開、将来がとても楽しみです。
★★★★★(涙腺弱い・・・)
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何を書いてもネタバレになりそうなのですが、「うつぐみ」に守られた、小さな秘密と、大きな愛情。 そして、供養ともとれる、蒼井優へのねぎらいの言葉と贈り物。
とても素敵なインパクトを与えてくれました。
上映個所が少ないのが欠点ですが、なかなかいい映画だったと思います。
行ってきたのですね?
金沢でも1日だけ上映していたようですけど、休みが取れなくて断念しました。
これだけ泣いたら、まぁ、5点でもいいかな・・・と、
批評家的立場だと、かなりマイナスポイントが多かったですね。
でも俺は素人レビュワー。
素直な気持ちにさせてくれました。
高岡までは下道で1時間。
苦じゃないです♪
言葉は問題なくて、あの沖縄言葉独特の語尾が柔らかい感じですね。
ニライカナイ・・言葉の響きがいいです。
蒼井優さんは表現力が豊かですね。
私は村の人が風希を力づけにやってくるところで涙腺が決壊しました。笑
批判的な感想もあるけど、私も素直な気持ちで映画を見ました。
嫌なことがあって気分が悪くても映画を見ると素直な気持ちになれます。
映画は私の癒しかな。笑
いいですよね~
途中、まだ見たことのない雪についての伏線がメインになるはずだ!と信じて、結末を想像していませんでした。
俺も村人が次々登場するシーンで、ノックダウンです。
ぼくも「郵便局」は観ていてとても気になりました。
もしかしてこの映画には民営化への抵抗の意図があるのかも…
と、観た時に感じたことを思い出しました。
昔いた吉祥寺も出てきて懐かしかったですけど、風希が一生懸命働いてる姿がすごくかわいくて切なくて、何とも言えないいい感じでした。お母さんの無限の愛を強く感じたし、ホントこの映画観て良かったなぁって思いました。
kossyさんて金沢ですか?俺は羽咋なんで高岡行くのも金沢行くのも変わらないです。金沢もシネコン系の映画館がいくつもあるのに同じ映画ばかり…なんとかなりませんかね。
あるサイトの掲示板では政治的な面を主張しすぎてる等と書いてあるところもありました。
それなら、もっと拡大公開するだろうに・・・とツッコミ入れたくなりましたですよ(笑)
>りっち様
ども、はじめまして。
あのカメラマン助手をしている蒼井優の演技は本当に切なさを感じましたね~真剣に仕事に取り組みたいと思う一方で募る想いが捨てられないためドジをする・・・演技上手すぎます。
俺は金沢です。
ルネスは車で5分という距離なので、かなりラフな格好で行ってます・・・(恥)
金沢も高岡もほんとに同じ映画ばかり・・・昔から感じているのですが、音楽も遅れている地方だと思います。バンドも頑張ってくださいね。
郵政関係での上映なら、金沢での上映もありかなと思いました。というのは。。。
過去に「大河の一滴」や「手紙」など 特定郵便局の映画を率先して上映していました。
同じジャンルに属する映画だったので、あまり気にせず見てしまいました。
唯一違うのが、金沢が舞台じゃなかったことかな。(笑)
ところでkossyさん 折角高岡に行ったのだから、「八月のクリスマス」のロケ地には寄ったよね。 問え゛゛んだよね。。。。
ところで、管理人さんのコメントで・・・
>>あるサイトの掲示板では政治的な面を主張しすぎてる等と書いてあるところもありました。
あれはもしやうちのサイトでは・・・(苦笑)
つっこみ入れちゃってください(笑)
いろいろな意見を聞きたいためにブログに書いていますので。
今後ともよろしくおねがいします。
は・・・行けなかった・・・
じ、実は時間はあったのに、眠かったから車の中で仮眠をとっておりました。(恥)
「大河の一滴」・・・あまりいい印象が残っていません。これだけ観たら、何で世襲制なんだぁ~?!と、世襲制を廃止してもいいんじゃないかと思っちゃいました(笑)
特定郵便局というか、僻地の郵便局でいえば、やはり『山の郵便配達』でしょう。この映画を観たら、僻地の郵便局は絶対に廃止しちゃいかんという気が起こりましたです。
>治空仙人さま
いえいえ、もちろん違いますよ。
俺がいつも引き合いに出すのはYAHOOです(笑)
この時期に郵便局を中心とした映画を上映するとは、まぁタイミングが悪いこと・・・逆に考えれば、民営化賛成派の圧力によってメジャー公開できなかったとも取れますからね・・・因果なものです。
でも、そんな思惑もさっぱり忘れさせてくれるほどの後半の感動場面。ツッコミどころもサッパリ忘れてしまいました(笑)