衣箱の広場  和物を楽しむ暮らし

せわしない日常でも、日本的なものを大切にしてふっとなごみましょう。。

あさきゆめみし バイリンガル版

2008年08月02日 | Weblog
 英語学習関連の売り場に、源氏物語をもとにした名作漫画である大和和紀著「あさきゆめみし」のバイリンガル版を発見し、懐かしさのあまり買ってしまいました。 私が中学生になる頃に発売された漫画で、繊細な美しい絵と華やかな朝廷の描写に魅せられ、想像力をかきたてられたのを思い出しました。
高校生の頃、範囲が決められていない古文の実力試験の前には、「あさきゆめみし」をクラスメイトと回し読みして、基礎知識の把握に努めたことを思い出します。
 今回はバイリンガル版なので英会話での言い回しを確認しながら、絵を鑑賞して楽しめます。

 私が初めて文章で読んだ源氏物語は、中高校生のためのダイジェスト版のような本だったかもしれません。学生時代を過ぎると、なかなか古典を読み直すタイミングがなかったような気がしますが、今では有名な作家の現代語訳が出版されているので、挑戦してみたくなりました。

Last Sunday, I went to a bookstore and found a comic of ‘Asakiyumemishi’ which is an adaptation from the original ‘The Tail of Genji’(Genjimonogatari). The comic was published serially so long, from 1979 to 1993. I read it when I was junior high school or high school student. I was fascinated with beautiful pictures and aristocracy’s life in the peak of Heian period.
The Tail of Genji is sometimes called the world’s first novel which has main character and various kinds of minor characters, complicated relationships and sequence of events.
I am curious about how to translate romantic lines in English.
あさきゆめみし バイリンガル版 星の章

花火 Fireworks

2008年07月27日 | 和風な名所
何を書いていこうか、考えあぐねているうちに1年以上たってしまいました。

 今後は、できるだけ東京近郊の観光スポット情報や和風のものに関する情報を英語でお伝えしていきたいと思います。英語の勉強を兼ねての試みですので、おかしな表現があるかもしれませんが、お気づきの点はコメントいただけるとたいへんありがたいです。

昨晩は、隅田川の花火でした。私はテレビで見ていました。今後も東京周辺のいろいろなところで花火大会が予定されています。
全国的にもたくさんありますね。
全国花火大会

Fireworks at Sumidagawa River began in the Edo period to comfort the spirit of people who died of cholera.
In present – day, we can enjoy many fireworks in July and August around Tokyo.

26 July, 2008 Sumidagawa River Fireworks Festival
2 August,2008 Itabashi Fireworks
7 August, 2008 Jingu Gaien Fireworks Festival
(You can see the live performances as well as fireworks.)
10 August, 2008 Tokyo Bay Great Fireworks

I hope you can enjoy beautiful fireworks displays.




桂文珍さんの独演会に行く

2007年05月15日 | 着物
 5月13日は母の日だったので、母親といっしょによみうりホールにて桂文珍さんの独演会を聴きに行きました。これまで行った落語家さんの独演会に比べてやや年齢層が高めだなーと思っていたら、演目もマニュアルに頼ってやや珍妙な対応をする若い人の風刺を題材にしたものや 有名な歌舞伎やお芝居の一場面を取り入れた創作落語などが主で さすがよく考えていると大いに感心しました。
 文珍さんと2人のお弟子さんが出演していました。よく笑い、芸の深さに感動した2時間半でした。文珍さんは、3つの演目をやりましたが、すべて違う着物や羽織袴で舞台に出て来られました。とてもサービス精神旺盛ですね。それにしてもこの1日で、12時開演と午後3時開演と2回も大きなホールを満員にしてしまう独演会をこなす文珍さんのエネルギーは驚きました。

 着物で会場まで来ているお客さんも何人かいましたが、座席のスペースが狭いホールでは着物も心配だろうなぁ。。と、想像しました。でも粋でかっこいいですね。男性の羽織姿も見受けられ、目をひきました。

着物セミナー

2007年05月15日 | 着物
 5月12日に着付教室の授業の一環である「着物セミナー」で某着物問屋さんに出向いて織りや染め、紋や着物の格などといった基本的なことを学びつつ、たくさんのすばらしい着物や帯を実際に羽織って体験する機会がありました。

 着物で見ると素敵だな、と思うものでも、いざ自分で羽織ってみると顔の映りがイマイチだったり、雰囲気にあっていないと感じられたり、たくさんある帯や小物の中から着物と自分が作りたいイメージにあうのはどれか、を選ぶのはとてもよい勉強になりますね。

 家に帰って、衣箱の在庫を確認してみるとかなりすばらしいものも含まれていることを実感。。新品のお値段と比べてとても良心的な価格で出品していたとあらためて思いました。

着付教室

2007年03月03日 | 着物
 もう体力もかなり回復してきましたので、前々から気になっていた日本和装の着付教室に通ってみることにしました。これまで着物を着るときには、親に手伝ってもらい、日舞のときもなんとなく友人たちに手伝ってもらっていたので、ここでしっかり専門家から習ってみたいな。と思ったわけです。
 今日はまだ2回目なのですが、先生もベテランでピシっと紬の着物を着ておられ、小道具の使い勝手の良し悪しなどをいろいろ教えて下さいます。他の生徒さんたちも着物をわりとよく着ているという方や お茶のお稽古に行っている方もいらっしゃる一方、全く初めてという方もあり、教えあうこともあったりしてよい雰囲気のクラスに恵まれました。
 土曜日の朝の講習はややつらいですが、休まずに最後までいきたいと思います。

「梅初春五十三驛」を観にいく

2007年01月14日 | 歌舞伎・日本舞踊
 今日は国立劇場に歌舞伎を観にいきました。
「梅初春五十三驛」(うめのはるごじゅうさんつぎ)お正月らしく華やかな舞台に加えて、妖術、化け猫、派手な立ち回り、美しい桜の舞台装置などなどすごく楽しめました。

 お着物で来ている方々もちらほらいらっしゃり、着物と帯の組み合わせなどを見るのも楽しみのひとつです。

一年を振り返り

2006年12月30日 | 和風な名所
 今年は体力を回復することに努めた一年でしたが、おかげさまで随分と動けるようになってきました。

 12月28日に、一年のお礼参りとして門前仲町の深川不動堂まで行ってきました。毎月28日は市がたちますが、特に12月は「納めのお不動さん」ということで賑わいます。
 私もお煎餅やお赤飯、山菜おにぎりなどを買いました。おみくじは「小吉」でした。(^^;
 

 来年はもっと動けるようになって、衣箱の活動も徐々に再開したいと思います。

秋らしく

2006年10月10日 | 着物
おかげさまで体力も随分と回復してきました。
外はすっかり秋になりましたね。
この季節はおいしいものや美しいもの、自然の移り変わりなど楽しめる季節なので、徐々にこのブログも再開させていきたいと思います。
またよろしくお願いします。

型彫の展覧会

2006年05月10日 | お知らせ
 ひさびさの記事になってしまいました。

 今年も江戸型紙の展覧会「秋の七草 矢田勇先生と弟子たち」展が銀座のポーラ ミュージアム アネックスにて開催されます。今回は20回目の展覧会でテーマは秋の七草とのことなので、和風情緒あふれる作品の数々が楽しめるでしょう。

会期は平成18年6月6日(火)から11日(日) 10時a.mから6時p.m.まで
(最終日は4時まで)です。


 

落語のCD

2006年02月27日 | 落語ほか
体調を崩してからよく聴くようになったのが落語のCDです。
入院しているときには消灯時間が午後9時とめっぽう早く、ただベッドに横たわっているのが退屈なときに、ひそかにポータブルCDプレーヤーで落語のCDをかけて楽しみました。

歯切れのよい粋な言い回しに気分も軽くなり、人情話にはときとして涙を流し、ビジュアルなしで自分の想像をかきたてられるため結構アタマが疲れて、心地よく眠りにつけるという芸の奥深さにひきこまれました。

中にはCDではわかりにくいオチのある(笑いがどっと入っているので、きっとしぐさがおもしろいのでしょう)ものや、よく意味がつかめない(昔には共通概念だったものを聞き手である私が理解できていないため??)と感じることもありますが、総じて笑えるので健康にはとても良い効果があるように思えます。

今日は古今亭志ん生師匠の「品川心中」と「大津絵(江戸の四季)」そして「つるつる」を聴きました。解説を読んで、志ん生師匠は、落語家になる以前、下谷御徒町にて鼻緒屋に奉公しながら近所の稽古屋に通いながら唄を学んだそうです。
こんなおもしろい鼻緒屋さんがいたら、なじみになって下駄をたくさん作ってしまいそうですね。