goo blog サービス終了のお知らせ 

読書物語335

もどりました

「花鳥の夢」 山本兼一

2014-11-01 21:09:30 | なるほどの本

狩野永徳の話。

この人は安土桃山の芸術ということで、歴史の教科書で覚えさせられた
記憶があるくらい。

絢爛豪華なとかそんな修飾がついていたような。

一人の人間、画家としての苦悩、伝統への重圧と興味深かった。
そして等伯への嫉妬。

等伯もなんか聞いたことあると思ってあとでググったら、
よくなんでも鑑定団にでてくる画家でした。

たしかに日本人はこっちのほうが好きかも。

狩野の絵は、大陸的な感じですからね。

それに、彼の絵は城を飾るものだったから、武将が負けると
焼けてなくなってしまう本当に儚いものだったんですね。
切ないです。

2014年 98作目 ★★★★


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。