インカ帝国の香り

昨夜、ペルーのリマに入った。
サンパウロから直行便で５時間。リマ空港は予想外に新しく大きなビルディングで、真夜中だというのに周囲も中も明るく賑やかだった。

ちょうど、日本からアトランタ経由のデルタ航空が同時刻に到着し、多くの日本人が入国審査場に並んだ。ほとんどの人たちがトレッキングスタイル。ネパール空港でよく見かける日本人旅行者と同じスタイルであることに驚いた。サンダル履きの私はまた、情報不足のまま新しい国に入国したようだ。



ペルーといえば、「インカ帝国」。
謎に秘められた世界に入りこむ期待だけで胸は高鳴るが、その世界にたどり着くためには、トレッキングの準備や高山病対策や飛行酔い対策などなどが必要になりそうだ。



ペルーは真夏。
日本は大晦日の準備で大忙しだろうか。


↑リマ旧市街地にあるＢＣＲ博物館の黄金細工。昔銀行だった重厚が建物が、博物館として利用されて市民に無料開放されている。警備員が入り口に立つ地下金庫の中には、紀元前に遡る美しい金細工が特別展示されている。