テレビのバラエティー番組で、鬼ごっこをやっていた。
鬼はオリンピックのマラソンに出た女性(名前忘れた)。会場は体育館。お笑い芸人さん10人程が鬼から逃げる。そして1時間後、芸人さん達の内一人でも逃げ切る事が出来ていれば、芸人さん達の勝ち。全員捕まえれば鬼の勝ち。セーフティーゾーンの存在など、細かいルールはあったが割愛する。マラソン選手が鬼なので、ほぼ体力勝負といってよい状況である。
ゲームの内容とかはどうでも良かった。
私の興味を引いたのは、鬼の走りっぷり。『マラソンをTVで見ることの面白さ』が全くもって理解出来ない私がマラソン選手の走りっぷりをあれほど長時間に亘って見たのは生まれて初めてであったのだが、色々と発見があった。
最初に持ったのは、「思ったほど躍動感がないなぁ」という感想。
そこから私の考察が始まった。「何故そのように感じるのか」だ。画面を通して見ても彼女の速さは分かる。それなのに、それに見合う『走ってるぜ』感がない。むしろ競歩をしているようにすら見えてしまう。芸人さん達の走り方とナニが違うのか。そこに注目してみた。
専門家が見れば、『元オリンピック選手の、元オリンピック選手たる理由』を延々と語れてしまうほどの秘密がそこにはあるのだろうが、平々凡々大凡人の私が気付いたのは、コレ。
『上半身の揺れが少ない』
ということ。芸人さん達が走ると、頭が上下に激しく揺れる。ところが鬼は揺れない。頭の高さが変わらないのである。そうなるように足を動かそうとすると、地面を蹴り上げるような走り方ではなく、競歩をするような足の運びになるのではないだろうか!?
早速試してみた。
ジョギングの時(『人生に七味を』プロジェクトの一つとしてやり始めた)、あまり地面を蹴り上げないように、足の裏が常に地面すれすれを行き来するようなイメージで走ってみる。
するとどうだ!確かに頭の上下運動が減ったではないか!つまり私の推論『競歩っぽく走れば、上半身の縦揺れが少なくなる』はあっていたのである!(・・・よね?)
では、上半身の揺れが少なくなれば何故良いのか。これはその走り方を続けているうちに自ずと分かってきた。ズバリ『疲れにくい』のである。何故疲れにくくなるのかは今後の調査が待たれるところであるが、僅か5分程度で違いを感じた。コレすげぇ。
そして、流石に疲れてくると、上半身の揺れが段々増して来る。マラソンの実況などで解説の人が
「まだ、頭が揺れてないから大丈夫ですよ~~」とか
「上半身が揺れだしましたね~。大分疲れてきているようです」
とか言ってたのはこういうことだったのだ。ゼハゼハ走りながらも納得。
走った後、いつもと違う部分の筋肉のハリを感じた。「そうか。。。あたしゃアンタらを使ってあげるべきだったのね。。。」と反省する私。う~ん、やっぱりオリンピック選手にはオリンピック選手たる理由があったのですねぇ。誰か前述の女性アスリート(まだ名前を思い出せない)に会ったら、一言
「こぺというヤツが、あなたに感謝してました」
とお伝えください。
鬼はオリンピックのマラソンに出た女性(名前忘れた)。会場は体育館。お笑い芸人さん10人程が鬼から逃げる。そして1時間後、芸人さん達の内一人でも逃げ切る事が出来ていれば、芸人さん達の勝ち。全員捕まえれば鬼の勝ち。セーフティーゾーンの存在など、細かいルールはあったが割愛する。マラソン選手が鬼なので、ほぼ体力勝負といってよい状況である。
ゲームの内容とかはどうでも良かった。
私の興味を引いたのは、鬼の走りっぷり。『マラソンをTVで見ることの面白さ』が全くもって理解出来ない私がマラソン選手の走りっぷりをあれほど長時間に亘って見たのは生まれて初めてであったのだが、色々と発見があった。
最初に持ったのは、「思ったほど躍動感がないなぁ」という感想。
そこから私の考察が始まった。「何故そのように感じるのか」だ。画面を通して見ても彼女の速さは分かる。それなのに、それに見合う『走ってるぜ』感がない。むしろ競歩をしているようにすら見えてしまう。芸人さん達の走り方とナニが違うのか。そこに注目してみた。
専門家が見れば、『元オリンピック選手の、元オリンピック選手たる理由』を延々と語れてしまうほどの秘密がそこにはあるのだろうが、平々凡々大凡人の私が気付いたのは、コレ。
『上半身の揺れが少ない』
ということ。芸人さん達が走ると、頭が上下に激しく揺れる。ところが鬼は揺れない。頭の高さが変わらないのである。そうなるように足を動かそうとすると、地面を蹴り上げるような走り方ではなく、競歩をするような足の運びになるのではないだろうか!?
早速試してみた。
ジョギングの時(『人生に七味を』プロジェクトの一つとしてやり始めた)、あまり地面を蹴り上げないように、足の裏が常に地面すれすれを行き来するようなイメージで走ってみる。
するとどうだ!確かに頭の上下運動が減ったではないか!つまり私の推論『競歩っぽく走れば、上半身の縦揺れが少なくなる』はあっていたのである!(・・・よね?)
では、上半身の揺れが少なくなれば何故良いのか。これはその走り方を続けているうちに自ずと分かってきた。ズバリ『疲れにくい』のである。何故疲れにくくなるのかは今後の調査が待たれるところであるが、僅か5分程度で違いを感じた。コレすげぇ。
そして、流石に疲れてくると、上半身の揺れが段々増して来る。マラソンの実況などで解説の人が
「まだ、頭が揺れてないから大丈夫ですよ~~」とか
「上半身が揺れだしましたね~。大分疲れてきているようです」
とか言ってたのはこういうことだったのだ。ゼハゼハ走りながらも納得。
走った後、いつもと違う部分の筋肉のハリを感じた。「そうか。。。あたしゃアンタらを使ってあげるべきだったのね。。。」と反省する私。う~ん、やっぱりオリンピック選手にはオリンピック選手たる理由があったのですねぇ。誰か前述の女性アスリート(まだ名前を思い出せない)に会ったら、一言
「こぺというヤツが、あなたに感謝してました」
とお伝えください。