千鳥足こと博多のおいしゃんの独り言

山笠の段取り・・

時期も時期やけんたまには山笠の記事ば書くことにします。

おいしゃんが現役の頃(大黒流古ノ一編)は・・・・
6月に入るとそれまで世話当番町が着々と準備してきた
山笠のすべてのスケジュールが栞として出来上がります。
今年の山笠人形及び表題またその所以、山小屋の位置に
舁回り順路やら集合時間、役員よりのスケジュールと・・
これは「50周年誌」に詳ししゅう書きました。

当番町は12年にいっぺんやけんそのスケジュールは
半端ないほどですがここではそれ以外の年のスケジュールです。

5月の松囃子終わったら取締はその年の赤手拭ば当番町に申請し
当番町は各役員の手拭ば発注します。

6月初旬に山笠委員寄(町総代)と取締寄が行われます。
取締はそれまでに町内の工事個所やら道路事情(陥没やら)電線の具合やらば
把握し取締寄にそれば提言し山笠運行までに関係各所に対処してもらいます。
取締寄から山笠委員に報告し了承ば経て手が入れられます。
あくまで山笠行事は12名の「取締」で仕切るけん山笠委員には了承得るだけ。
そのあと7月1日の全役員による「朔日寄」で承認されて決まります。

それが終わったらわが町の場合、町総代・取締・赤手拭の役員寄で
その年の通達事項の確認と詰所設営のスケジュール確認します。
それが6月の第2週くらい・・
それ以前に町総代・取締で詰所の借り入れの挨拶に回ります。
詰所は銀行の駐車場ば借りとるけん山の間代替駐車場の契約もせないけません。

そして第3週の土曜日が古ノ一全体の初寄ってなります。
若手及び一般が山笠行事に携わるとはここからですばってんが
それまでに役員は段取りに追われとります。

愈々山が始まったて一番楽しい頃ですね・・・・・

そして7月朔日は早朝から注連おろし
当番町で注連おろしが行われ清められた笹竹ば各町に持ち帰り
町に結界ば張って清め、祇園祭の始まりとなるとです。

山笠は神事ですけん色々神様との触れ合いのあります。
山舁き終わった後の「直会」も本来ならば神様に捧げた供物ば
食しておかごば得るて言う意味です。

山笠の杉壁も結界でこの中には御神入れされた人形(神様)がおられます。
そいけん台上りは杉壁の外側で指揮します。

7月になったらお祭りでただただ集まってきて山舁いて酒飲んで・・
が山やありまっせんとよ・・
段取りがちゃんとあって山ば楽しめるとです・・・・・

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