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こめはなやの四季

農家のお菓子とごはん「こめはなや」
農作業や料理、人との出会いなど心に残ったことを綴ります。

妙子さんの布とれんこん!

2011-12-05 13:12:54 | 工芸品と商品棚


 客席とショップの間にかけてある布を変えたいと、染色、織物をしている米山妙子さんに相談したら、翌日絹の織物を届けてくれました。近々交換の予定です。

 それももちろんうれしかったのですが、なんと自宅の田んぼビオトープで育てたれんこんをお土産に持ってきてくれました。飯島でとれるんだねえ!

 米山さんちでれんこんを取っておいしかった、と話題になって、周囲のハスの花栽培農家もれんこんを掘るようになり、道の駅などに袋詰めされてでるようになったそう。
 
 う、うちでも作りたい! れんこん、れんこん!いいないいな。
 でもきっと冬でも水が入る田んぼでなければできないだろうなあ。あ~あ。

 食べてみたらねっとりおいしく。さらに作りたくなってしまった。ハスの花もいいしねえ・・・・。うらやましいなあ。

小川さんのおいしいお米

2011-12-05 13:04:24 | 工芸品と商品棚
 

 小川さんちのお米、ことしは豊作の為、店で販売中です。玄米と白米どちらも2.5㎏入りの真空パックで1700円です。

 23年間無農薬無化学肥料で40数枚の田んぼをつくっている稲作専業農家の小川さん。




 とにかくおいしいです。もちもほとんど小川さんちの明神モチを使わせてもらっています。

 10㎏とか30㎏とか欲しい場合は、直接相談してください。20㎏までなら送料500円だそうです。

 ℡、fax 0265-73-7548  小川文昭さん (伊那市みすず)

あんぜん豆腐の販売を始めました。

2010-03-06 07:12:49 | 工芸品と商品棚
 2月に発足したばかりの、松本の就労施設「あい」のこだわり豆腐、「あんぜん豆腐」の販売を始めました。
無農薬自家栽培大豆に、海の精のにがり使用でなんと250円!
 小野まで持ってきてくださるので、ほんとうに感謝しています。

 週一日、木曜日に入るので、木、金、土の三日間だけの販売です。
 消費期限は3日間ですが、水もにがりもいいので冷蔵庫で一週間もつそうです。やってみたら確かに一週間もちました。

 店でもおいしくて、安心な豆腐をお出しできるのでとっても嬉しい。「松本から小野までの間であれば一丁でも配達します」とおっしゃってますので、ぜひ共同購入などでご支援ください。よろしくお願いします。

3月の展示「ほとけのざ」

2010-03-03 21:27:06 | 工芸品と商品棚
 久野公啓さんが担当してくれている、「ひと・むし・たんぼの会」の3月の展示です。
 春には当たり前に目にしているほとけのざ、でもこんな花だったっけ。こんなにお茶目でかわいかったんだ。ホントに見ているようで見てないんだな、と自分の節穴の目にがっかりします。ピンクのうさぎさんのようです。よく見ると蜘蛛の糸が一筋張っていたりして、光に透き通る姿に、しばらく見入ってしまいます。

 お店に来て見ることができない方のために、エッセイを転記します。



    ほとけのざ

 早春の陽だまりに、ピンクの花が咲いている
     パカンと「ふた」を開けて
    虫を呼ぶ姿が、なんとも健気だ
 毛もくじゃらな帽子をかぶった、蕾の造形もおもしろい
   これは光の温もりを蓄えようとの作戦か
     道端の小さな花にも
   植物たちの生きる工夫が見て取れる

         久野公啓 「ひと・むし・たんぼの会」


すっごくおいしいはちみつです

2010-01-26 17:55:21 | 工芸品と商品棚
 明さんの日本ミツバチ、それも赤そばのはちみつです。実は私ははちみつが苦手。あの陰性なカッとくる味がきつくて食べにくいのですが、このはちみつは別格でおいしく食べられます。
 明さんは「おしっぺ」という、木曽の山の中の落人の里に暮らしていて、山で暮らす技術や農の技術の宝庫のような人です。おしっぺは、人よりもたくさんクマがいるところ。かつて猟もしていたという明さんが、あろうことか去年山でクマに襲われニュースにもなったのです。看板を彫ってくれた真美さんが、頭から血を流した明さんを見たとき、みつばちの巣箱をかけてある小屋の方からくるところだったとか。手も砕かれていたけれど、ハチが心配で見に行っていたらしいのです。
 そんなにしてまで、高いソバの種をまいてまで丹精したはちみつを、業者は仕入れ値の何倍もする値段で売ろうとして、明さんは怒った。そんならと、真美さんがあちこち持って歩いて売っていて、こめはなやの商品棚にも登場したというわけです。

 日本みつばちの(和蜜と言うらしい)赤ソバのはちみつとしては、べらぼうに安いです。仕入れ値も安いのですが、話を聞けばそんなに高く売れないもんねえ。これでクッキーを焼いたらめちゃくちゃおいしかった、と聞きました。なんだかもったいなくてまだ試してません。

 明さんの心意気をどうぞ。560g入り2本と、320g入り4本で、今シーズンは終了です。

お待たせしました!今年の混植米です。

2009-11-25 21:08:34 | 工芸品と商品棚
 毎年人気の混植米「なかよし米」を袋詰し、販売し始めました。なかよし米は、18種(進化中)の米を種モミから混ぜて、苗を作り、田んぼで育てたお米です。

 古代米の黒2種、赤3種、また古くからのもち品種も混ぜています。玄米にはもちろんですが、白米に少量まぜて炊くと、もっちリ甘みも増しておいしいと人気で、毎年早くになくなってしまいます。

 栃木の上野長一さんの「いろいろ米」に影響を受けて、地元品種で、高冷地でも栽培可能なものを集めて混ぜました。背が高くて倒れやすいものは、小さいものに支えられ、どれも生き生きと生命力強く育ってくれます。

 穂の出る頃にはノギが白いの、赤いの、黒いの、いろいろ混じってそれは美しく、楽しくて田んぼに行くのが楽しみです。山の田んぼで作っているので、周囲の山やたくさんの生き物たちと調和し、どこかで歌でもうたっているような、何か楽しげな音色が聞こえそうな気がします。

 だから「なかよし米」。
 おいしいお米、を追求するだけでなく、いろいろな個性が調和する強さを大切にしてゆきたい。味わってゆきたい田んぼの仕事です。

正木さんの新刊「蝶文明」そしてwalk 9韓国巡礼へ

2009-08-27 22:14:12 | 工芸品と商品棚
 正木高志さんの新刊「蝶文明」が、さんこう社より出版されました。二つの章からなっており、一つは環境問題の解決を先住民の精神に、もう一つは戦争のない世界を作るための方法を、東洋の仏教精神に求めた試みであると説明されています。
 
 私にとってはとりわけ2章の「一つの地球へ」の中で、日本は、朝鮮から勢力戦争にやぶれて渡ってきた百済人がつくった国だという話が、じつにおもしろかったのです。天皇家のルーツも面白い。
 
 確かに「アメリカインデアンが、渡ってきた欧州の人と文化を取りいれて、アメリカを作ったなんて誰もいわないだろう。同じように、戦いをしなかった縄文人は迫害されて、渡来人たちが日本国をつくったのだ」と言われてみれば、納得。

 では、同じ民族の、恨みや復讐の争いが連綿と現在まで続いているということか、と思うと目からウロコの気がするのです。韓国の人達と本当に分かりあい、つながる大切さが平和への第一歩であること、その為には何としても憲法9条を選びとらねば。などなど。私が拙い説明をしてうまく伝わらないといけないので、ぜひぜひ本を読んでいただきたいと思います。

 店でも売っていますが、直接送ってもらう場合は、森林ボランティアグループ「森の声」に、電話でご注文下さい。
電話 0968-27-0212
ファックス 0968-27-0206

 本気で戦争のない世界を作るために、この9月9日から100日間の「韓国巡礼」を始める正木さんには、この道しかないという確信があるし、読んでいて元気になりました。
 
 2007年のWalk9の時は知る人ぞ知る、と言う感じで歩きだしたのですが、今回の韓国巡礼は、全く盛り上がりが違うと感じています。先日届いた案内のフリーペーパーもずしりと存在感のある、また広がりのある力強いものでした。きっと成功して新しい時代の始まりになるだろうと、そんな予感がするものです。

詳しくはHPをご覧ください。 http://www.walk9.net/


子供のための初めての器

2009-08-19 10:07:24 | 工芸品と商品棚
 看板や湯飲みを作ってくれた、鈴木真美さんの作品です。店で売っています。並べたら、早速、一本しかなかった木のかわいいスプーンが売れてしまいました。写真が取れずに残念です。
 ほんとにかわいくて、ワイルドな2人の子供たちを持つ真美さんの、子供へのやさしいまなざしが感じられるような器です。「食べ終わるとにこにこお顔が見えるようお。。」