オーストラリア子連れ留学日記 *こんなまいにち*

ブリスベン生活も5月で丸2年が経ちました。
子供達は相変らず元気ですが、母はイロイロ大変なのでございます。^^

お金集めだって楽しんじゃうのだ~

2007-07-27 09:22:25 | ブリスベンでの子供たち
随分前の話になるが、子供たちの学校でこんなイベントがあった。







決して不良になった訳ではありません。

Free dress & Wacky hair(ワッキーみたいなおかっぱヘアじゃないよ!^^)で
学校に行ってもよい代わりにゴールドコイン(ここでは$1or $2)を寄付する
という仕組み。

ちなみに“Wacky”とは・・・
 【形】気違いじみた、狂気の、ばかげた、いかれた、狂った、
  風変わりな、突飛な、奇抜な、最高の (『英次郎』より)

政府からの助成金が減っているのか、公立の小学校でも寄付があるし、
(児童1人あたり年間$100、日本円で約1万円くらい)
今年は新学期にそろえるリストの中にコピー用紙1束が加えられてた。
そして今回のようにPTAと学校がいろんなイベントを企画して資金を集めている。
確かパジャマで学校に行く“パジャマデー”なんかもあったな~

って事でこの日はFree dress & Wacky hairで学校に行ったのだが、
実はもうひとつのビッグイベントがあった。

金額ははっきり覚えていないが、確か$2,000以上集まったら
一番若い男の先生のMr.Bと用務員さんNが
みんなの前で坊主になる!という企画。

達成できなかったら坊主になるんじゃなくて、

“達成したらMr.BとNがみんなの前で頭を刈るよ~!
 だからみんなで$2,000集めようね~!”ってノリだ。

その辺の感覚が面白いと思わん?

そしてそして、

一番たくさん寄付した子は

な、なんと、

全校生徒の目の前で、

校長先生のスネ毛を剃ることができる

何日か前から学校の看板にも

カモーン!○月○日はシェービングディ!
校長先生のシェービングが見れるかも?
みんな見に来てね!


みたいな事が書いてあった。

そして当日、
幸運にも
目標金額が集まり、

Mr.Bと用務員Tは丸坊主に

そして一番多く寄付をした女の子が校長先生のスネ毛をそる事になった。

その子は

“キャーーーッ、嫌だ~~~~~ぁ”

と言いながらもジョリジョリ。

どんなプレイやねん!!!( ̄▽ ̄;)

実は意外と校長先生が喜ぶためのイベントだったりして。。。プププッ(*≧m≦*)

そんなこんなで目標金額が集まり、子供達も先生達も、そして見に来ていた
親達も盛り上がり、いいとこだらけのイベントだった。

でも待てよ?

これって日本じゃ絶対文句が出そうよなあ?うんうん、出るに違いない。
ってか全校生徒の前でスネ毛を剃られてもOK!なんて校長いないよな~。

目的は資金集めで方法は楽しく!そのためには校長先生だって一肌脱いじゃう!

キャーキャー言ってたけどスネ毛を剃った女の子だって嬉しそうだったから
その子が夢でうなされるとは思わないし、

校長先生のスネ毛だってそのうち生えてくるし、

学校から帰ったら家族団らんのネタにもなるし、

みんな楽しんで、資金も集まって、完璧やんっ!

ゴチャゴチャ文句言うヤツは黙って全額寄付しやがれーーーっ!てもんだいっ!

なんで怒っているのかは不明
ただ、何もせんと文句ばっかり言うヤツはキライです。

私が校長ならスネ毛だってワキ毛だって(おーっと失礼っ
まゆ毛だってなんだって剃ったらーいっ!

ってまゆ毛は剃るほどもないやろ?・・・ウルサイッ!

そんな熱い校長、エキサイティングな学校、どっかにありませんか?