末期の人を見舞うとき、その人が喋ったり考えたりすることのできる場合は、
いまの自分の体の状態や弔詞を語ってもらいます。
それを聞きながら、
「あなたはもうやることはないのですから、看護婦さんにもひとこと感謝を伝えましょう。
お医者さんにも感謝しましょう。
お世話になってきたたくさんの人たちに、感謝の気持ちを抱きましょう。
怒りや憎しみがあったら、そんなものはもう意味がないのだから、
なくして心をきれいさっぱりしましょう」と、語りかけるのです。
※ブッダの教え一日一和(今を生きる366の智慧)ヨリ