一日の生活を一固まりにせず、小さなユニットごとにカットしてみると、
人生はとてもシンプルになります。
「この瞬間にこれをやる」という瞬間の連続として、
今日一日を、生きるのです。
いま本を読むとしたら、本を読むことに徹する。
そのときは、夕食はどうしようか、よけいなことは考えない。
それが終わったら、次の瞬間には料理に徹する。
その次には掃除に徹する。
そうなれば、巧みにものごとを処していけるようになります。
※ブッダの教え一日一和(今を生きる366の智慧)ヨリ
一日の生活を一固まりにせず、小さなユニットごとにカットしてみると、
人生はとてもシンプルになります。
「この瞬間にこれをやる」という瞬間の連続として、
今日一日を、生きるのです。
いま本を読むとしたら、本を読むことに徹する。
そのときは、夕食はどうしようか、よけいなことは考えない。
それが終わったら、次の瞬間には料理に徹する。
その次には掃除に徹する。
そうなれば、巧みにものごとを処していけるようになります。
※ブッダの教え一日一和(今を生きる366の智慧)ヨリ
私たちは、なかなかシンプルには生きられません。
なぜかというと、過去をふり返り、先のことを心配して、
いまどうすればいいのか、わからないからです。
そういうときには、やるべきことを
「ユニットごとカット」してみるといいのです。
「この十分で何をすべきか」
「この三十分で何をすべきか」
そういう短い単位でカットすれば、
「これだったら、何ということもなくできる」ということがわかってきます。
※ブッダの教え一日一和(今を生きる366の智慧)ヨリ
どこかおもしろいところへ行って遊びたいと思いつきます。
プランを立てるときは楽しい。友人を誘うのも楽しい、乗り物も楽しい。
途中で食べるものも、みるものも楽しい。寄り道も楽しい。
目的地に着いたら、また楽しい。
計画どおりにいくのは、楽しい。
しかし、計画どおりにいかなくなったときでも、
楽しみをみつけられるようでなくてはなりません。
期待がすべてなくなっても、楽しみをみつけられるのなら、
それがほんとうの楽しみ方です。
※ブッダの教え一日一和(今を生きる366の智慧)ヨリ
小さな子供をみてください。
シャツのボタンをはめられたとか、自分で靴を履けたとか、
ささいなことを大喜びしますね。
私たちも、毎日の出来事に対して、
子供が初めて成功したときのように充実感と達成感を得られれば、
とても楽しく、明るく生きることができるはずです。
※ブッダの教え一日一和(今を生きる366の智慧)ヨリ
結果を気にする人は、けっしていい仕事はできません。
スポーツで優勝だけを目的にしたら、
やってる人も苦しくなります。
毎日の練習が楽しくて仕方がないというほうがいいのです。
そうなれば、優勝してもしなくても関係ありません。
結果というのは、瞬間のできごとで、
すぐに過ぎ去ってしまうことなのです。
けれども、行為はずっと長い間続くものです。
その行為を、喜んでできることが大切です。
※ブッダの教え一日一和(今を生きる366の智慧)ヨリ
人は、「結果を喜ぶ人」と
「行為を喜ぶ人」の二つに分けられます。
結果というものは、どうなるかわからないのです。
結果よりも、行為を喜ぶことが大切です。
そうすれば、何事も楽しく行えるのです。
楽しく行う行為は、ほとんど失敗なくできるものです。
言うまでもなく、よい結果があらわれます。
※ブッダの教え一日一和(今を生きる366の智慧)ヨリ
いまの瞬間に集中して、いまの瞬間のことだけやれば、
人間には不可能なことは、何もないのです。
乗り越えられない苦しみはないのです。
いまの瞬間に徹して、いまの瞬間を十分に生きる人は、
悩みもないし、失敗もないし、充実感があります。
※ブッダの教え一日一和(今を生きる366の智慧)ヨリ
人生とは、瞬間瞬間の連続です。
私たちは、瞬間瞬間にしか生きられません。
いまの瞬間になすべきことは、つねに「具体的」です。
それは、話を聞くことであったり、ものを片づけることであったり、
つねに「具体的」にあるものです。
いまこの瞬間になすべきことをよく知り、それをきちんとやる。
それで、なんの問題もなく人生はうまくいくのです。
※ブッダの教え一日一和(今を生きる366の智慧)ヨリ
「行為」と「結果」は、宇宙の法則です。
「行為」が先で、「結果」は後に出ます。
「いま」というのは、いつでも「過去」の結果です。
それは、すでに結果が出てしまったことです。
だから、悩む必要はないのです。
いま何をやっているかによって、次の結果が出ます。
つねに「いま」、いいことをやっておけば、
次はいい結果が出るのです。
※ブッダの教え一日一和(今を生きる366の智慧)ヨリ
多くの人は、願いをもつことは、すばらしいと思っています。
しかし、そうではありません。
願いをもつのは、いまの自分を受け入れてないからです。
未来への願いをもつよりも、
「いまの自分は何ができるか」を考えたほうがいい。
「いまの自分を、どう向上させていくか」が大切です。
いまに徹する生き方になれば、もっていた願いより、
さらに先に進むことだってあります。
※ブッダの教え一日一和(今を生きる366の智慧)ヨリ
9月の言葉・・・
今日こそ努め励むなり、だれが明日の死を知ろう。
されば死の大軍に、我ら煩うことなし。
昼夜怠ることなく、かように住み、励む。
これまさに「日々好日」と、寂静者なる牟尼は説く。
(中部131『「日々是好日」経』より)