コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

夏の庭

2006-07-18 11:34:37 | 
良い小説でしたね。こういう文章を書ける人は今、少ないなぁ。

私はぴんぴんしてるんですが、大掃除は必要。


別のところで花の話題が出て、少し書き込ませて頂いたこともあり、今朝、久しぶりに庭の写真を撮ったので公開。

庭(と言うか、拙宅)の入り口。左側。 右側。 も少し奧。
  

まさに荒れ放題。今年はホウセンカが意味もなく大量に咲いていて、あとは、グラジオラスとか、スイートピーとか。ナスタチウムは少し元気がない。ゼラニウムも花が減ってきたな。
サマーブーケとか言う蔓性のきれいな花。こぼれ種から花をつけたユリ、フウセンカズラ……。

  

実際には有用植物の方が多い庭なので、ルッコラの一種の花とか、相変わらず毎日美味しいブラックベリーやら。勿論、トマト。そういえばゴーヤがなり始めた。暑くなって欲しいなぁ。
   



写真にはないけど、茄子は今三つ食べ頃。
茗荷もちょっと出てるし、近日中に食べるとしよう。


そうそう、そして例えば今朝の朝食。



花を育てていると、沢山花をつけたくなる。
だから、適当に花を摘む。
植物だからそれを悲しむことはないのだけれど、ホントは野鳥の卵をごっそり盗んで、また産ませるような暴力と一緒なんだよな。とも思う。
植物は、栄養が豊かなところでは、なかなか花を咲かせないし(そこでまず緑を豊にし、しっかり根を張ることを選ぶので)、花が咲けば実を結ぶことに栄養を使う。花が咲いても摘まれてしまえば、また咲くしかない。

園芸やさんは、花を咲かせ続けるために沢山の暴力を揮う。
そんなことを考える必要はないのだと解っていても、そこに痛みを感じてしまう。

自分一人が生きていくために、目に見えないところで、沢山の生き物が、勿論多くの人間も、痛い思いをしている。
そのことを考えながら、でも生きて行かねばならないので。

感謝して、ちゃんと食べます。



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3 コメント

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Unknown (sug)
2006-07-21 11:27:19
もう一作、『ポプラの秋』でした。こちらもなかなか良い小説ですよね。
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 (kee)
2006-08-05 03:22:04
去年の誕生日に、教え子に野菜の種をたくさんもらってね、

それから少し「ガーデニング」みたいなことに興味を持ち始めました。

それまでの私と植物の関係は、「関係あるのみ」

育ってゆくのをそのまま、愉しんでました。

うちの植物達はかなりワイルドです。



ところが、野菜となると、あとで食べるという目標みたいなものがついて回ってきて、しかも心のこもったプレゼントだったりするし、初めて、ネットなどで育て方なぞを調べてみました。ら、

「花がついたら葉が固くなるから摘む」

「○cmになったら摘む」

「二葉が出たら間引く」

みたいなことばっかで、考えてしまった。



そのまま放置してたら、虫がついた。

土の割に身が大きいし、混雑してるし、抵抗力の弱い子たち。 虫にやられて当たり前状態。 でも、その虫も、殺せなくって、ますます「どしたらいいんぢゃぁ~!!」になりましたとさ。



プランターで育てる場合、放置=全滅を指す。

ことを知りました。 いくつかでも残すには、「育て方」に少しは沿わなきゃならない。 でもどこかしっくりこない。



・・・みたいなことを、劇団の掲示板に、言い訳のようにうだうだ書き込みしてます。



早く感謝して食べれるようになろうっと。
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ほんとに、ね。 (コニタ)
2006-08-05 19:39:23
感謝して、「ごちそうさま」。だよね。



園芸屋さんも、動物屋さんも、それが好きだと出来ないようなこと、してるよなぁ、って、いつも思ってたんだよね。



間引きはね、ちゃんと食べればいいの。

花も、摘んだら食べちゃえばね。

でも、そう言う植物ばっかりじゃないからなぁ。



ウチの庭も、相当キてるよ。

いつか見せて上げたい。
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