一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2015.9.20 登り中尾の背 下りもみじ谷

2015年09月20日 | 金剛山
今日からシルバーウイークの4連休。
初日の日曜日、朝7時にいつものように自転車で水越峠を目指す。
晴れの予報だが金剛山には低く雲がかかっていたがかえって曇りで気温が上がらず高度を上げていくには身体の負担は楽だ。



千早赤阪村の水分を越えた辺りの温度計は18℃となっていたが身体は熱を持ち立ち止まってスポーツドリンクを飲むと一気に汗が噴き出してくる。
2度の休憩を挟んで1時間10分ほどで水越トンネル手前の旧道にあるトイレに到着。
横の敷地のフェンスに自転車をロックしてデポする。



今日はここの所気になって調べていた中尾の背に登って山頂を目指すことにする。
実はこの中尾の背、10年ほど前の登山を始めた頃に下山路を間違えて長い急坂を谷まで下りついたことがあり、谷まで下ったもののどのように行けば良いのか皆目判らず道迷いして、結局登山入門書に書かれていた迷えば知っている所まで元に戻ることを実践し、へとへとになりながら分岐の六道の辻まで登り返して太尾西尾根で下山したことがあった。
10年前の当時の記憶が断片的にしか思い返せないがどこで道迷いしたのか調べようと思う。
石ブテ尾根を登る時と反対側の林道を歩き進む。



堰堤を超えるとすぐに丸滝谷の沢筋となり、右に左にと登っていく。





やがて中尾の背と石ブテ東谷、丸滝谷の分岐に到着。
目印は無名の滝で足元の岩にも案内が書かれていた。





ここでリュックを降ろして一服し、当時ここまで下ったことは確かなのだがどう道迷いしたのかは思い出せなかった。
しかし、このロープのある急登の取り付きだけは憶えていたので足場に注意しながら登り始める。



途中、同年代と思しき人がいたので挨拶をする。
中尾の背は急登が長く続くが道は明瞭なので辛抱しながら高度を上げていく。
登りの右手はミズナラの木など自然林が生い茂っていて秋が深まる時期には綺麗であろうと思われる。



立ち止まると次の動き始めがしんどいので石ブテ東谷との出会いまで登り上げる。



ほどなく登ると丸滝谷との出会いに到着し、一息つく。



同年代らしき人もほぼ同じペースで登ってきたので話をすると、何と昭和20年生まれの70歳とのことで8歳も年上の方でとても元気な方だった。
当方28年生まれというとまだまだこれからですなあと言われてしまった。
奈良橿原神宮辺りから来たとのことで奈良の山々の話を聞かせてもらった。
一服後、ほどなくして石ブテ尾根との出会いに着き、そこからすぐに六道の辻に着いた。



10年前、当時は必死だったがよくこんなしんどい道を登り返したものだなあと思いやった。
六道の辻から大日岳はほんの一登りで山頂には青空の下、ススキが広がっていた。



大日岳からすぐの捺印所に立ち寄り、そこで奈良の人と別れる。
49個目の判子を押してもらい、あと一回とすでに出来ている名札をかざして激励される。
大勢の人が国見城跡に移動して陽の当たるベンチに座り大阪平野を見下ろしながらカップ麺とオニギリを食べて休憩する。



休憩後、下山はブナの木に癒されながら先週初めて登ったもみじ谷で下ることにする。







先週の往路を思い出しながらソロの若い女性や夫婦連れ?初めてらしきソロのそこそこ若い?女性に道を説明しながら沢筋を下る。







やがて清らかな小滝が現れだし、しばし見惚れる。



第6堰堤前の滝も水量が多く素晴らしかった。



狼谷との出会いから第5堰堤前にしばし見入る。



もみじ谷の小滝も陽に照らされて綺麗だった。







やがてもみじ谷の沢筋終点から林道に上がり、金剛の水場でストックや靴に着いた汚れを落としてのんびり下る。
途中、すすきの向こうの山頂や自宅方向を眺めて休憩する。






309号旧道に降り立ちやがて自転車をピックアップ。



帰り支度をして水越峠から富田林石川付近にあるいつも立ち寄るセブンイレブンまで一気に下り、抹茶練乳入りアイスを食べて休憩。
青空に映える左手の葛城山と右手の金剛山の鞍部、水越峠にほんの少し前にいたことを思い返して今日一日を振り返る。



そして明日50回目の山行の食材を求めてジャスコに寄ってから自宅へ帰った。







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