一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2017.9.10 石ブテ47 県境尾根

2017年09月11日 | 金剛山
晴れの予報だが日中32℃まで気温が上がるとのこと。
朝方、気温が低くなってきたので久しぶりに自転車で水越峠を目指して自宅を6時20分頃出発する。
2度水分補給の休憩を摂って7時50分に水越トンネル横の空き地に自転車をデポ。



支度を整えて石ブテ橋を渡る。
空を見上げると秋らしい雲が青空に映えていた。



今日は尾根筋をたっぷり歩こうと思っていたので一年以上巡っていない正面の47尾根を登ることにする。



大堰堤には満々と水が溜まっていて稜線を湖面に映してなかなか素晴らしい面持ちだった。



47尾根は石柱の出会いまで一旦半ばでなだらかな斜面になるものの急登が続き、汗をたっぷり絞られるルートだ。
この日は急な尾根筋を登るつもりにしていたのでローカットの靴では無く革の登山靴を履いてきた。
小石や砂が入って来る心配も無く足首をサポートされているのを改めて感じる。



半ばの緩やかな斜面をしばらく登ると左手に自然林が出てきて痩せた尾根を越えて行くと石柱のある出会いに到着したのでアミノバイタルと水分補給をする。





ここからすぐに名前の知らない自分にとって目印の大木に着く。



この辺りからは今までの雰囲気と違って歩き易い道となり六道の辻まで2つアップダウンを繰り返す。
左手谷の方から人の話し声が聞こえてくるのでどうやら丸滝谷ルートを登っておられるようだ。
六道の辻手前でショートカットしてススキが風に揺れる大日岳に10時20分頃に到着。



ここから眺める大峰の山々は稜線はかろうじて確認出来るものの霞んでいてぼやけていた。
国見城跡に向かう途中切られた倒木があり、見ていると馬の顔に見えて来たので写す。



一輪綺麗なキツリフネを見て国見城跡に向かう。





広場には新しく金剛山赤坂古道の立て看板があった。



紹介されている坊領ルートは赤坂城址を通ったりする好きなルートの一つなのでもう少し気温が下がって来たら歩きたいと思う。
ハンコをもらって井戸広場のベンチで荷を解いて靴も脱いで休憩する。
山かけそばを持ってきたがそろそろ冷たい食べ物より温かい食べ物がいいかなと思う。
のんびりしていたら井戸広場も人が多くなってきたので片づけて後にする。
転法輪寺に行くと富田林板持のOさんがおられたので久しぶりに挨拶をする。
今日もいつも通り自転車で千早登山口まで来たとのことで70歳を過ぎてその元気さにはほとほと感心する。
軒下に巣を作ったハチを駆除する為に蚊取り線香やバルサンジェットを吹き付けておられたがハチは衰えること無く元気で出入りしてはあちこち飛び回っていた。



そんな様子を眺めてから下山することにして大日岳へと向かう。
下山は以前登りで歩いた県境尾根を下るつもりで太尾塞を目指す。
途中、一ヶ所樹林が切れて葛城山が望める場所があるのだが、ここはいつも風が吹き抜けているので気持ちが良い。



太尾塞から県境尾根に入るがすぐに真っ直ぐ身体を向けれない激下りとなる。
こんな激下りこそローカットでは脱げそうになるので登山靴の威力を感じる。
ルートは踏み跡がしっかりあるのとうるさいほどピンク、白、黄色とテープが張ってあるのではっきりしている。
画像ではなかなか急角度が判らないが身体を横にしての下りとなる。



このルートも半ばで一旦緩やかになるが、またすぐに急になる。



やがて沢のせせらぎが聞こえてくるとダイトレとの出会いに近づき一気に高度を下げたのだった。



ダイトレに出ると陽が燦々降り注いでいたので帽子と手拭いサングラスをかけ、下った県境尾根を振り返る。



水越峠に下り着き葛城山から流れ落ちる沢の水で靴やストックの泥を落とし、バス道を自転車デポしたトイレ横へ2時に戻る。



後は気持ち良く風を切って自転車で自宅に1時間を要さず帰り着き、満足の一日を終えることが出来た。




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