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木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

枝豆への挑戦

2024年06月15日 05時14分56秒 | 耕作放棄地

何人にも得手不得手はあるものだが、野菜栽培にも同様事例が存在するのかと。たとえばの話だが、師匠夫婦とホウレンソウとのお話。師匠が種蒔きすると全く発芽せず、師匠夫人が種蒔きすると見事な発芽だとか。原因不明で迷宮入りの模様だ。無論、場所も種子も同一なものだ。まか不思議としか言いようが無い。さて今回は枝豆のお話、つまり枝豆栽培に関わるまか不思議な現象を少しだけ。仲間内では晩生の枝豆を栽培するのが流行りだが、ついぞ収穫の運びとなった試しが。

結論を先に申せば、種蒔きして無事に発芽、茎葉は大きくなるのだが、皆目実が付かないのだ。立派に大きくなった実無しの枝豆を眺めることほど無残な事は無い。何が原因なのか想像もつかず困惑している。上述の師匠宅のホウレンソウではないが、仲間達の誰が種蒔きしても同じなのだ。無論、耕地の都合かと疑って場所替えも頻繁に行っている。

まか不思議なのは、数年前までは無事に収穫出来ていたのだ。ここ数年の現象で、格別獣害や鳥害にやられたという訳でも無い。夏場が暑すぎて成長不良との見解もあるが、毎年とも為らないだろう。実なりは付かないと書いたが、厳密に表現すると形だけの実は付く。紙2枚くっつけた程度のペラペラで,莢だけといった状態だ。丸こい実は入っていない。

一時、大御所、長老、百姓候補生・・・・の3氏が挑戦していたが、数年もの不作に幻滅し長老以外は諦めた模様だ。今年は長老のみがしつこく挑戦を続けている。諦めの悪いお方で、必ず枝豆でビールを・・・・との執念に燃えておられるようだ。現在枝豆の茎丈は30センチ程度、収穫は稲刈りの頃だろう。本来なら秋祭りと米の収穫とビールと枝豆はセットのはずなんだが。

子狸はマメ科の栽培は好みだが、枝豆にはついぞ関心が無い.ビールのお供は他の品で間に合うかなと。昔、新入社員の頃はビヤガーデンで枝豆をお供に・・・・・・と言うのが定番だった。食傷気味のトラウマなのか。さて今年は長老の冷たいビール姿が望めるのかどうか、結果を期待して楽しみに眺めることに。

 

 

 

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カボチャ畑の現況

2024年06月14日 05時15分34秒 | 耕作放棄地

カボチャの栽培にはそこそこの面積を要する。従って年により出来たり出来なかったり・・・・・の苦渋の選択が強いられることがある。今年は幸いなことに諸条件よろしく、挑戦するチャンスに恵まれたようだ。種蒔きして幼苗を育て、移植して成育中なのだ。少しだけ現況をご紹介しようかと思う。うまく発育してくれてツルが1~2メートル近くに育ったところ、多少虫食いの跡は見られるが元気は良さそうだ。虫食いと書いたが、ウリ科の野菜には「ウリバエ」という強敵がいて、茎や葉を食い散らす。幼苗の折にはビニールキャップで覆っていたから被害は無かったが、キャップを外した途端襲われ始めたようだ。

画像でご紹介しておきますが、葉の先端を囓ることが多い。囓られて生命線を断たれたのか葉の変色が始まったようだ。残念な事に目撃した事例は無く、不在時に襲撃している模様。映像で確認するとコガネムシ的な形態でサイズは少し小さめな状態だ。多くは単独襲撃な模様かと。本日、長老がマクワウリに殺虫剤の散布を行っていたが、犯人はウリバエの模様。そういえばマクワウリもウリ科の所属だった。

カボチャもある程度大きくなって来たので、致命傷的な被害を被る事は無いかと思うが、囓り傷だらけの茎や葉はやはり残念だ。出来うることなら健康的な茎や葉で育てあげたいものだが、何処も天敵の存在はありかと。防除には薬品散布が最適かと思うが、出来れば薬品防除は避けたいところだ。

ちなみに仲間達の推奨版である「空中栽培」だが、残念な事にウリバエ防除の機能は無い模様だ。ウリバエを防除しようと思えばやはり薬品使用か、悩ましいところだ。

カボチャ畑では雑草が伸び出してきた。子狸の場合、雑草をマルチシート代わりに捉えている。つまりカボチャと地面との直接接触を避ける防壁と考えているのだ。従って基本雑草は抜き取らない。場合によってはヤブ状態ともなりかねないが、カボチャの保護の方を優先したい。雑草の上に乗っかったカボチャ、空中栽培と同様効果かなと。

 

 

 

 

 

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インゲンの収穫

2024年06月13日 05時29分24秒 | 耕作放棄地

マメ科の野菜は好物で年中某かの栽培を行っている。今が盛りなのが「インゲン」だ。4月の初旬に種蒔きしたのだが、以来2ヶ月半余り、どうやら実りが始まった模様だ。それにしても2ヶ月半で収穫というのは極めて早い。しかも三度豆とも言われるように、年に3回も栽培が可能とは何たる優れた資質。うまく回せば年中インゲンで食生活が可能かも。それはともかく、用途的にも優れており、とりわけ弁当のお供には必需品でもあろう。

子狸の耕地では、畑の隅の小さな畝をインゲン畑としている。一列縦隊の僅かなスペースだ。種蒔きも購入した一袋分のみ、そうたいした分量では無い。ネット環境を構築して登らせているのだが、程よく空中へと伸びている。ご承知のように実は下から順に付いていく、現在最上部がツルの中央部当たりだ。

難儀なのは順に実が付くと書いたが、完全に順番どおりでは無く、前後して実が付く場合もある事だ。従って大きくなるのも完全な順番では無く、実の付いた順番なのだ。従って収穫するにはサイズを見極め、大きめなのから順に・・・・・・・との選択が必要となってくる。カゴとハサミを持っての選別作業だ。折々に収穫するようにしているが、大きくなりすぎると持て余す.少し小さめでの収穫が望ましいようだ。

子狸宅では小鉢料理とする事が多いが、箸休め的な対応かな。我が家では弁当の必要も無く、夕食のi一品とする事例が多い。好物は胡麻和え、何とかの一つ覚えでは無いが、胡麻和えの小鉢が大半を占める状態かな。賞味しても上述のように少し小さめの実の方が美味しいようだ。早めの収穫が肝心なのかも。

流石に年に3回の三度豆栽培とは行きにくいが、年に2回の栽培はあり得る。6月で収穫だから、次のチャンスは秋口に・・・・・と言うことで下準備に入ってもよろしいかと。流石に夏場はきついでしょうが、畝の段取りと種子の用意ぐらいは可能かと、少し早すぎるかな。

 

 

 

 

 

 

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6月は花園?

2024年06月12日 05時01分05秒 | 耕作放棄地

梅雨時に入るのか入らないのかヤキモキしてるようだが、しばらくは好天が続きそう。農園も乾燥して水気が欲しいところだ。花々も同様であろう。畦道も耕地にも花々の姿が見えるが、少し元気なさげだ。今回は生存地を分けてご登場戴こうかと。つまり耕地部分と畦道部分とにだ。植物は環境に支配される.生存地が異なれば生息条件も異なり,自ずから適者生存の原則が働くであろう。堅苦しい理屈は横に置いといて、要は場所別にということで。

先ずは耕地部分から。今は夏野菜の成長期,耕地部分も夏野菜の天下だ。主力はナス科、ナス、トマト、ピーマ等が競い合っている。画像をご覧頂きたいが、順にナス、トマト、の花である。撮影時にはピーマンの花は生憎と無かった。

続いて畦道界隈を覗いて見ようかと。5月にご紹介した野草達がまだまだ元気だが、部分的には入れ替わりも見られるかと。新たに登場したのがドクダミ、薬草であり野草茶の原料でもある。継続して開花中なのはヒメジョオンやムラサキカタバミなど。

この時期際立つのがアジサイであろう。白や赤や青色の花が所狭しと咲き誇る。挿し木で簡単に増殖するから、場所によっては数千本も植え込んであるような地域も。流石に農園では望むべくもなく、僅かな本数で我慢している。数量では無く、花の色合いと瑞々しさとで勝負といきましょうかな。

 

 

 

 

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チビジャガの活用

2024年06月11日 05時26分01秒 | 耕作放棄地

サツマイモの栽培を控え、ジャガイモを掘りまくっている。耕地の都合もあってジャガイモ跡地がサツマイモの予定地なのだ。今年のジャガイモは相対に小粒で量だけ多い。中には直径1~2センチ程度のチビマルコちゃんもどきもあって難儀している。有効活用法は如何に・・・・・ということで思案六法,,、無い知恵を絞り出した。そうだお菓子を作ろう。かといってパテシィエの能力など皆目備わってはいない。思いつくのはたこ焼き風の素揚げジャガ、お菓子らしく見えるのではなかろうか。

まあ理屈はともかく、ジャガイモの素揚げならたこ焼きもどきで食べれるだろう。処置に困った小粒ジャガイモの有効利用ともなる。問題は皮剥きはほぼ困難なこと、其処で皮付きのまま利用する事にした。丁寧に水洗いすれば大丈夫だろう。聞くところでは野菜の栄養分は皮の内側に多いとか何とか。皮付きの賞味もありやかも。

我が家の山の神の指導によりチャレンジしてみる。小粒とは言え厚みのある素材、そのままでは火が通りにくいだろう。文明の利器である電子レンジを活用、4~5分程度電磁波の照射で火通しの代わりにしてみた.その後油で揚げてみる。仕上がったジャガイモが画像の如しで、ミニ唐揚げと言えば言えなくも無い。まあ名称は何でもよろしいでしょう。

試食したのが昼食前だったのが幸いしたのか、結構美味しい。薄い塩味が何とも美味で,クリームまみれの洋菓子など足下にも及ばないのでは無かろうか。素朴な味で洗練された都会風ではないが、逆に新鮮味があって多くの方々に好まれるかも。機会がありましたら是非に挑戦されてみてはいかがであろうか。斯様な用途が期待できるのなら、チビマルコのジャガイモも捨てたものでは無いですね。

 

 

 

 

 

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