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木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

カボチャ畑の現況

2024年06月14日 05時15分34秒 | 耕作放棄地

カボチャの栽培にはそこそこの面積を要する。従って年により出来たり出来なかったり・・・・・の苦渋の選択が強いられることがある。今年は幸いなことに諸条件よろしく、挑戦するチャンスに恵まれたようだ。種蒔きして幼苗を育て、移植して成育中なのだ。少しだけ現況をご紹介しようかと思う。うまく発育してくれてツルが1~2メートル近くに育ったところ、多少虫食いの跡は見られるが元気は良さそうだ。虫食いと書いたが、ウリ科の野菜には「ウリバエ」という強敵がいて、茎や葉を食い散らす。幼苗の折にはビニールキャップで覆っていたから被害は無かったが、キャップを外した途端襲われ始めたようだ。

画像でご紹介しておきますが、葉の先端を囓ることが多い。囓られて生命線を断たれたのか葉の変色が始まったようだ。残念な事に目撃した事例は無く、不在時に襲撃している模様。映像で確認するとコガネムシ的な形態でサイズは少し小さめな状態だ。多くは単独襲撃な模様かと。本日、長老がマクワウリに殺虫剤の散布を行っていたが、犯人はウリバエの模様。そういえばマクワウリもウリ科の所属だった。

カボチャもある程度大きくなって来たので、致命傷的な被害を被る事は無いかと思うが、囓り傷だらけの茎や葉はやはり残念だ。出来うることなら健康的な茎や葉で育てあげたいものだが、何処も天敵の存在はありかと。防除には薬品散布が最適かと思うが、出来れば薬品防除は避けたいところだ。

ちなみに仲間達の推奨版である「空中栽培」だが、残念な事にウリバエ防除の機能は無い模様だ。ウリバエを防除しようと思えばやはり薬品使用か、悩ましいところだ。

カボチャ畑では雑草が伸び出してきた。子狸の場合、雑草をマルチシート代わりに捉えている。つまりカボチャと地面との直接接触を避ける防壁と考えているのだ。従って基本雑草は抜き取らない。場合によってはヤブ状態ともなりかねないが、カボチャの保護の方を優先したい。雑草の上に乗っかったカボチャ、空中栽培と同様効果かなと。