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木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ハクサイの受難

2022年10月17日 05時40分23秒 | 耕作放棄地

「ハクサイ」が苦しんでいる。害虫たちの集中攻撃を受けてるようなのだ。元々がアブラナ科に属する野菜達は、虫の攻撃を受けやすかった。害虫たちの好みとマッチしてるのかも知れないが、常に食害されていたのだ。それが今年はとりわけ激しいようで、ハクサイの葉は穴ぼこだらけ。同じアブラナ科に属するとはいえ、「キャベツ」が余り攻撃されていないのと対照的なのだ。今年はハクサイを好きすぎる害虫が異常発生しているのかも知れない。無論、先輩方はこうした事例を想定済みのようで、害虫除けのネットを張り込んでおられる。聞いてみればそれでも害虫被害は発生しているようで、無傷ではいかないようだ。子狸も防虫ネットは常備してるのだが、面倒くさい、という無精な気持ちが先に立ってしまう。セッティングに手間が掛かるのと、ネットがあると水やりや草抜きに邪魔になってくるのだ。

長老のハクサイ畑を覗いてみる。青いネットが張られた場所が、彼のハクサイ畑。覗き込んでも余り穴ぼこは見られ無い。やはりネットが一定の効能を果たしているようだ。とりあえず食害を防止しなければ・・・・・・ということで、手っ取り早い農薬の使用へ。農薬は基本的に使わないようにしてるのだが、アブラナ科の野菜だけは無しでは済まないようで、例年お世話になっている。無論、使用には細心の注意を払っており、発芽しばらくの間のみとしている。収穫までの時間差で農薬成分の消滅を図っているのだ。農薬もスミチオンかマラソンの使用で1000倍~2000倍に希釈している。

同じアブラナ科でも「ハクサイ」と「キャベツ」は必需品でもあるだろう。千切りに代表されるキャベツの役割、鍋物には欠かせぬハクサイ、冬場は特に必要とされるだろう。子狸宅では、キャベツのロール巻きならぬハクサイのロール巻きが登場する。ハクサイを使用した方が作りやすく、食べやすいのだそうな。味覚関係には疎い子狸には解らぬ世界なんだが。まあ、例の流行り病の後遺症としておきましょうか。

長老と共に大御所のハクサイ畑も見えている。彼もネット栽培のようで、防虫ネットの姿がチラホラ。今は植え替えの準備で忙しそうで、何でもネット栽培していたが害虫被害が酷く、ハクサイを植え替えてるそうな。防虫ネットを張っていても被害の発生は防止しかねるようだ。好ましくは無いが、農薬のご登場に頼るしか無いのかも。

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